国内最大級のフリーBGMサイト、名称を「OpenTracks」に変更
2026年9月15日、国内のフリーBGMサービス「DOVA-SYNDROME」が新たに「OpenTracks」として生まれ変わる。この名称変更は、クリエイター文化の発展を目指し、世界中のクリエイターにフリーBGMを届けることを目的としている。企業の運営母体である株式会社TRACKSは、このサービス名とURLの変更を通じて、新たな可能性を模索する。
DOVA-SYNDROMEとは
DOVA-SYNDROMEは、長年にわたり多くの作曲家・効果音制作者との連携を築き、国内外の多種多様なコンテンツクリエイターに利用されてきた。2026年8月時点での楽曲数は19,000曲を超え、YouTubeやTikTokでの音源利用動画は4,000万件以上に達し、月間約100億回の視聴を記録している。
名称変更の背景
TRACKSは、2026年3月から法人運営を開始し、日本独自のフリーBGM文化の普及を図る取り組みを行ってきた。しかし、実際に海外展開を進める中で、「DOVA-SYNDROME」という名称が商標上の課題を抱えていること、及び音楽サービスであることが伝わりにくいといった二つの重要な問題が浮上した。これに対処するため、安定して使用できる新しい名称が必要だと判断された。
新しい名称「OpenTracks」について
新名称の「OpenTracks」は、すべてのクリエイターに向けた開かれた楽曲を意味している。ユーザーは個人を問わず、様々なシーンで自由に音楽を利用できるというコンセプトが背景にある。また、過去のフリーBGM文化の蓄積を受け継ぎ、未来へとつなげていく道をも示唆している。
この名称変更は、LOVEを持って育てられてきたDOVA-SYNDROMEのエッセンスを引き継ぎつつ、次のステップへ進むことを示している。
URLの変更
名称変更に伴い、サイトのURLも新しくなり、旧URL(https://dova-s.jp)は2026年9月15日以降、新URL(https://opentracks.com)に自動的にリダイレクトされる。また、楽曲や作曲家のプロフィールなども新URLに転送されるため、ユーザーはこれまでと変わらずスムーズに利用できる。
既存利用者への影響
サービスの名称やURLの変更に伴い、利用規約やプライバシーポリシーも一部改訂される。しかし、既存の楽曲利用には影響がなく、クレジット表記についても今まで通りの運用が許可される。ユーザーにとっての利便性が損なわれることはない。
今後の展望
TRACKSは、音楽プラットフォームの便利さを向上させるため、無料のログイン機能や楽曲管理機能を追加する計画がある。さらに、企業とのコラボレーションを通じたプロジェクトも展開し、サービスの普及と活性化を図る。音源の試聴やダウンロードは従来通り無料で提供され、ファンとクリエイターの関係を深めることが期待されている。
この新たなスタートを通じ、OpenTracksがどのようにフリーBGM文化を広げていくのかに注目が集まる。今後も多くのクリエイターの創作活動を支援し、日本発のプラットフォームとして世界中の音楽シーンに影響を与えていくことが期待される。