『Harmony of Life』開催!
2025-10-31 11:16:56

万博特別企画『Harmony of Life』が目指す未来の調和と持続可能な開発

万博特別コラボレーション企画『Harmony of Life』



2025年に大阪で開催される関西万博のシグネチャーパビリオン「いのちめぐる冒険」が、国連パビリオンとともに特別プログラム『Harmony of Life』を実施しました。このプログラムは、持続可能な開発目標(SDGs)の達成を目指す活動の一環として企画され、音楽と子どもたちの声を通じて「地球のいのちの調和」をテーマに展開されました。

開催の背景と目的



このイベントは、国連の持つ多様な文化やメッセージを日本の文化と融合させることを目的にしています。国連パビリオンは「人類は団結したとき最も強くなる」というテーマを掲げ、参加者にその重要性を感じてもらおうとしています。「いのちめぐる冒険」は、アニメーション監督でメカニックデザイナーの河森正治氏がプロデュースし、子どもたちに生物多様性の大切さを伝える内容が魅力です。

オープニングセレモニー



イベントの進行役は、10歳の高岸楓さん。この若きアースセイバーは、言語を通じて自然保護を訴えかけるステージに立ちました。彼女が伝える「アースセイバー」とは、アニメ『地球のラテール』から生まれたキャラクターで、地球環境を守る使命を持つ者たちの象徴です。

高岸さんは、自らの活動を通じて、子どもたちも楽しみながら環境問題に対する理解を深められることを表現しました。続いて、国連パビリオンのマーヘル・ナセル事務次長補と河森正治プロデューサーからの挨拶があり、地球の生態系と私たち人間の関係の重要性が語られました。

音楽の時間



イベントの後半では、セオドア・チャフマンさんによるピアノ演奏が行われ、会場の雰囲気が一層優雅に包まれました。彼は、多種多様な文化と音楽を融合させることで、万博の精神を体現する演奏を行い、参加者は彼の演奏に心を奪われました。

次に登場したのは、アースセイバー合唱団による「地球のオーケストラ」です。この楽曲はアニメ『地球のラテール』のテーマソングで、地球上のすべての生命が調和し、美しいハーモニーを奏でることを願った内容です。アースセイバーの子どもたちが力強く歌い上げ、会場に感動を呼び込みました。歌詞には、自然を取り戻すというメッセージが込められており、未来へ向けた希望を表現していました。

クロージングメッセージ



イベントの締めくくりは、参加者たちによる思いの詰まったメッセージで飾られました。アースセイバーの子どもたちは、水や電気を大切に使うことや、実際に環境問題に取り組む大切さを一人一人が実践できると語り、前向きな姿勢を見せました。また、セオドアさんからは、音楽によって文化や国を超えて人々をつなげる力について語られ、これからの活動への意欲が感じられました。

この特別なイベントは、万博最終日2日前に開催され、訪れた人々にとって貴重な体験となり、地球の調和を共に考える機会となりました。未来の子どもたちに、持続可能な地球を手渡すために、私たちができることを一緒に考えていきましょう。


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