STU48の新たな挑戦:12thシングル「傷つくことが青春だ」
2025年8月27日にリリースされるSTU48の12thシングル「傷つくことが青春だ」が、8月20日にMVを公式YouTubeチャンネルでプレミア公開しました。
今作は2期生の高雄さやかが初めてセンターを務め、歌詞には青春時代の痛みや苦悩が色濃く表現されています。実際のパフォーマンスは、8月10日のツアー初日で初めて披露されました。
青春の尊さと成長の物語
歌詞には、「傷つくことが青春だ」というテーマが底流に流れており、成長過程で避けがちな苦痛や挫折を乗り越える姿が描かれています。多くの人が経験する“青春の痛み”という感覚が、ストレートに表現され共感を呼んでいます。
初めてのセンターを務める高雄さやかは、この曲について次のように述べています。"傷つきながらも成長し続けるSTU48の姿を表現した青春ソング。痛みは辛いが、振り返るとそれが青春なんだと気づかされる。たくさんの人に共感してもらえる曲にしたい。"
MVに込められたメッセージ
MVは広島県立大学で撮影されており、心の傷を抱える少女たちの姿が力強く、そして美しく映し出されています。言葉にしきれない青春の生きづらさを描く中で、彼女たちの表情の変化も見逃せません。最初は戸惑いを見せる彼女たちが、やがて自信に満ちた表情へと変わっていく姿が印象的です。
特に、振付も心情の変化をよく表現しており、ダンスシーンからは彼女たちが成長していく様子が感じ取れます。MVを通じて歌詞のメッセージがより鮮明になり、視聴者は楽曲の世界観を深く理解できるでしょう。
トラックリストと特別コラボ
12thシングルには、表題曲だけでなく、平和文化アンバサダーを務めるSTU48が被爆80年の節目に制作した「青空を語り合おう」をはじめ、他にも「人の隣を走るな」や「生口島の瀬戸田レモンじゃけぇ」といった楽曲も収録されています。特に注目すべきは、池田裕楽と徳永ゆうきによるコラボ曲「あの頃のBGM」で、異色の組み合わせが実現しました。
振付師の思い
振付を手がけたCRE8BOYは、「傷つくことが青春だ」のテーマを通じて、メンバー各自が感情を解放できるような振り付けを心掛けたと語っています。サビ部分では、拳をぶつけ合うシーンがあり、挑戦し続ける姿を表現しています。この振付に込められたメッセージを読み解く楽しみも、MV観賞の魅力の一つです。
ライブツアーの展望
さらに、STU48は「STU48 Live Tour 2025~傷つくことが青春だ~」を展開中で、全国各地での公演が予定されています。各地でのパフォーマンスを通じて、ファンとの絆をさらに深めていくことでしょう。
まとめ
STU48の12thシングル「傷つくことが青春だ」は、青春の痛みや成長をテーマにした力強い楽曲です。MVの映像美やダンス、歌詞の深さは、多くの人々に共感を呼ぶことでしょう。この新たな挑戦を通じて、彼女たちのさらなる活躍に期待が寄せられます。リリース日を迎えるのが待ち遠しいですね。