フェンダーの新プログラム
2025-06-13 11:47:05

フェンダーが若者支援の新たな取り組み「Fender®︎ Youth Music Program」を開始!

フェンダーの新しい音楽教育支援プログラム



楽器メーカーのフェンダーミュージック株式会社が、新たなチャリティプログラム「Fender®︎ Youth Music Program」を発表しました。この取り組みは、日本全国の中学校や高等学校において、軽音楽部の活動を支援することを目的としています。このプログラムを通じて、選定された学校には、エレクトリックギター、ベース、音響機器などの無償提供が行われ、さらに現役アーティストによる特別音楽レッスンも実施されます。

プログラムの目的と内容



「Fender®︎ Youth Music Program」は、子どもたちが楽器に触れ、バンド活動を楽しむことで自己表現や創造力を育むことを目指しています。また、このプログラムでは軽音楽文化の発展を図り、持続可能な音楽環境の整備にも貢献します。支援内容には、楽器の提供や音楽レッスンが含まれています。具体的には、エレクトリックギターやベース、アコースティックギター、アンプ、ケーブル、スタンドといった周辺機材が提供される予定です。現役アーティストによるレッスンも魅力的なポイントです。

なぜ今、軽音楽部の支援が必要か?



全国学校軽音楽部協会によれば、現在、日本には約4,800校の高等学校が存在しますが、軽音楽部が設置されているのはその約半分、2,000校程度にとどまります。軽音楽は文化部の中でも人気が高く、学校教育での重要性が広く認められていますが、それに伴い、練習環境や機材の不足、指導者不在などの課題が数多く存在しています。このような背景から、フェンダーは軽音楽部を「次世代の音楽文化を育む土壌」と捉え、実効性ある支援を行うことにフォーカスしています。

過去の取り組みと実績



フェンダーは、これまでにも音楽教育支援に取り組んできました。2022年には、創立75周年を記念して「We Love Music」というチャリティプログラムを実施し、福井県や奈良県の学校にエレキギターやアンプを寄贈しました。選定された学校では、様々なアーティストによる特別な音楽授業が行われ、生徒たちが楽器に親しむ機会が増え、軽音楽活動の活性化につながったという報告もされています。このような成功事例を踏まえ、今回のプログラムには更なる期待が寄せられています。

応募方法とプログラムの詳細



『Fender®︎ Youth Music Program』への応募は、学校単位で行い、具体的な申請方法は公式ウェブサイトに記載されています。応募は2025年6月9日から7月7日まで受け付けており、選考結果は7月18日までに通知される予定です。応募条件には全国の中学校、高等学校、及び特別支援学校が含まれ、軽音楽部の活動向上を目的とする学校が対象です。

フェンダーへの期待



フェンダーは、音楽が持つ人と人とのつながりや変化をもたらす力に注目し、その理念のもとに「Fender®︎ Youth Music Program」の実施を決定しました。代表取締役社長のエドワード・バド・コール氏は、「このプログラムを通じて、若者たちが自由に音楽と向き合える環境を整えたい」と述べています。日本の軽音楽部に対する期待とその未来を守るため、フェンダーは今後も継続的な支援を行う意向を示しています。音楽文化が学校に根付くことで、次世代へと受け継がれることの重要性を多くの人々が感じています。


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