パイプオルガン巡り
2025-06-19 17:30:47

神奈川県民ホールが贈る夏休みパイプオルガン巡りの魅力

神奈川県民ホールが贈るパイプオルガン巡り



日本の音楽文化に欠かせない存在のパイプオルガン。この夏、神奈川県の各所でその魅力を体感できるイベント「C×Organ」が開催されます。2025年に開館50周年を迎える神奈川県民ホールを中心に、訪れる価値のある2つの美しいオルガンに焦点をあてた特別プログラムです。

神奈川県民ホールの歴史


神奈川県民ホールは、1975年の開館以来、国内初の公立ホールにパイプオルガンが設置された場として、文化芸術の拠点となっています。408回に及ぶ「オルガン・プロムナード・コンサート」など、多くの実績を持つこのホールは、今もオルガンの普及活動を積極的に行っています。2025年の建て替えに向けた休館中も、ホールのオルガン・アドバイザーである中田恵子の指導の下、様々なコンサートが企画されています。

夏休み特別企画「C×Organ」


この夏休み、皆さんをお待ちかねの「C×Organ」では、8月2日(土)の「フェリスホール」と、8月9日(土)の「茅ヶ崎恵泉教会」を巡ります。特に、フェリスホールに設置されたオルガンは1989年にアメリカのテイラー・アンド・ブーディ社によって製作され、18世紀北ドイツ様式という独特の音色が特長です。

一方、茅ヶ崎恵泉教会のオルガンは1998年にオランダのライル兄弟オルガン製作所によって建造されており、ここでも特別なアコースティック体験が提供されます。どちらのオルガンも、そのデザインや音色は必見で、各施設が持つ独自の文化的背景とともに観察することができます。

プログラムと演奏


各公演では、プログラムの中にバッハの名曲「トッカータとフーガ ニ短調」なども含まれており、特にオルガンの魅力を引き立てます。曲目には他にもモーツァルトの「きらきら星変奏曲」や近藤岳の「ペツォールトのメヌエット」などがラインナップされており、40分のコンサートと20分の楽器見学のセッションによって、参加者はオルガンの音の仕組みについての理解を深めることができます。入場は無料ですが、予約が必要ですので早めの申し込みをお勧めします。

参加方法と詳細


横浜のフェリスホール、そして茅ヶ崎の教会でのコンサートはそれぞれ異なる魅力があります。どちらも入場は無料ですが、予約は先着順で埋まってしまう可能性が高いので、参加を希望される方は早めに公式ウェブサイトからお申し込みください。もっとオルガンの音色を知りたい方、音楽愛好者、そして新しい文化体験を楽しみたい方々にとって、この企画は見逃せない機会です。

この夏、パイプオルガンの「楽器の王様」という呼び名にふさわしいその音色を体感し、新たな音楽の世界を切り開きましょう。


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