東大路憲太の新作『Time Moves』が配信リリース
本日、音楽レーベル「DICT Records」にて、アニメ音楽で知られる作曲家・東大路憲太によるピアノソロ作品『Time Moves』が発売されました。これは、楽曲数が全3曲で構成されたアルバムで、作品のリリース日は2025年1月24日となっています。音楽配信サービスへのリンクは
こちらです。
DICT Music DAOが支えるクリエイティブな環境
この作品は、東京都渋谷区に本拠を置くDICTが運営する音楽制作コミュニティ「DICT Music DAO」の取り組みの一環です。DICTはWeb3.0を活用したクリエイター中心のサンドボックスとして、作曲家、演奏家、リスナーが共に協力し、自由な創作を行う場を提供しています。昨年には石塚玲依による『イーゼルの上の音楽』をはじめとする多くの新しい音楽が誕生しました。この新作『Time Moves』は、2025年の複数のリリース予定の第一弾であり、今後も多様な作品が期待されています。
時間の流れと儚さを描く音楽
『Time Moves』はタイトルが示す通り、流れゆく「時」の変化やその儚さを描いた3つの楽曲から構成されており、聴く者に静かな感動を与えます。流れる時間が私たちに様々な景色を見せる様子を音楽で表現しており、ミニマリズムが基調となりながらも、有機的で変化に富んだ魅力的な作品に仕上がっています。東大路氏は、この作品について「聴衆が直感的に楽しむことができ、演奏者もその演奏を楽しめる曲作り」を心がけていると語っています。
作曲家・東大路憲太の略歴
東大路憲太は、桐朋学園大学作曲科を卒業後、テレビアニメやゲームの音楽制作を行ってきました。『ウマ娘 プリティーダービーSeason2』のオープニング主題歌や、劇場アニメ『ポケットモンスター ココ』の劇伴制作でも知られています。そして彼の音楽スタイルは、クラシックからハリウッド音楽に影響を受けた本格的で高級感あふれるオーケストラサウンドが特徴です。コロナ禍の自粛期間には、スタジオミュージシャンたちとプロジェクトを立ち上げ、多数のオリジナル曲を発表しています。
アートワークと参加クリエイター
アートワークは、信濃の地で生まれ、神奈川に住むデザイナー・熊谷ゆ〜ほが担当しました。彼は、様々なデザイン業務に携わり、多くの企業からの依頼を受けるなど、多才な才能を持つクリエイターです。今回のアルバムでも、そのアートワークは音楽と共鳴し、聴く者の目を引きます。
未来への展望
現在、DICT Music DAOの取り組みは多くの作曲家に共感を与えており、2025年のさらなる楽曲リリースに向けて数多くの新たな作品が制作されています。このように、様々なクリエイターが集まることで、新しい音楽の可能性が広がっていくことでしょう。東大路憲太の『Time Moves』は、その始まりを告げる象徴的な作品となることでしょう。
詳細な情報や作品の試聴は、
こちらからどうぞ。今後の音楽シーンにおける彼の活躍に、目が離せません。