ヤマハのスイッチ製品、映像音声伝送技術NDI認証を取得

ヤマハのスイッチ製品がNDI認証を取得

ヤマハ株式会社から、スイッチ製品の新たなニュースが届きました。映像と音声を長距離で伝送するための「NDI」認証を、4つのスイッチモデルが取得したのです。これにより、企業のオフィスや店舗での信頼性がさらに向上し、高品質な映像・音声伝送を実現できます。

NDIとは？

NDI（Network Device Interface）は、ギガビットイーサネットを利用して、4K映像、音声、制御データを同時に伝送するAV over IP規格です。この技術により、同一ネットワーク内の様々なデバイスが自動で相互に検出され、接続されることが可能になるのが特長です。これは、特にPro AV/IT業界で求められる高品質な映像伝送において、大きな利点となります。

認証を取得したスイッチモデル

ヤマハのスイッチ製品としては、以下の4モデルがNDI認証を獲得しています。

- SWX2310P-10G
- SWX2310P-18G
- SWX2310P-28GT
- SWR2311P-10G

これらのモデルは、法人向けに設計されており、音声だけでなく高品質な映像の長距離伝送も可能です。特に音声の多チャンネル伝送においても、その安定性が評価されています。

高品質な映像音声伝送を実現

ヤマハのネットワークスイッチと、映像ソース機器や大型モニターを組み合わせることで、Web GUIを使用して簡単に設定が可能です。この使いやすさは、多くのプロフェッショナルから高い評価を受けています。

さらに、ヤマハではPro AV/IT業界のニーズに応じたオープンアーキテクチャのソリューションを提案しており、お客様の環境に最適な選択肢を提供しています。NDI認証の取得もその一環として位置付けられ、新たな提案を市場に届ける目標が掲げられています。

今後の展望

ヤマハは、ネットワーク製品に加え、プロオーディオ製品も含めたトータルソリューションを提供し、より統合的で直感的なPro AV/ITシステムを実現することを目指しています。また、近日中にネットワークスイッチの設定変更が必要なファームウェアも公開予定となっており、これによりさらに多くのユーザーに対して利便性が向上することが期待されています。

詳細な製品情報や技術資料は、ヤマハの公式サイトにも掲載されていますので、興味のある方はぜひご覧ください。

このように、ヤマハの新たな技術革新は、プロフェッショナルの現場において、高品質な映像・音声伝送の新たなスタンダードとなることでしょう。