約9万人動員の=LOVE ARENA TOUR 2025ファイナル公演レポート
指原莉乃プロデュースのアイドルグループ=LOVEが、約9万人を動員した「ARENA TOUR 2025『Timeless Tales』」のファイナル公演を5月6日に東京都・国立代々木競技場 第一体育館で開催しました。この公演は、全国5都市を巡り、多くのファンが詰めかける中行われた大規模なアリーナツアーの集大成となりました。
充実した内容と新たな挑戦
公演は、AIが発展した近未来をテーマにしたコンセプトが印象的で、ライブを通じて「感動」を再確認するという新たな試みがなされました。オープニングを飾ったのは、2月にリリースされたばかりのシングル『とくべチュ、して』です。鮮やかな赤い衣装に身を包んだ=LOVEのメンバーたちは、定番のアイドルナンバーにフレッシュな魅力を添え、観客を魅了しました。
スムーズなパフォーマンスが続く中で、メンバーはセンターステージからサブステージへと移動し、笑顔を交えながら『Want you!Want you!』を歌唱しました。会場中に漂うジャボン玉に包まれ、会場の盛り上がりは最高潮に達しました。
妖艶なパフォーマンス
次のブロックでは、黒を基調にした衣装に変更し、大人っぽい雰囲気で『呪って呪って』、『手遅れcaution』の激しい楽曲をパフォーマンスしました。ダンスと歌声のシンクロが見事で、観客を圧倒しました。また、ムービングステージでの『ラブクリエイト』では、スタンド席近くでのパフォーマンスに会場が一体となって沸きました。盛り上がりを背景に、タオルを振り回すなど、楽しい演出も見せ、観客の心を掴みました。
盛況の中の特別なシンガロング
ライブは後半に入ると、白い衣装に着替えた=LOVEが『いらないツインテール』や『CAMEO』を披露し、観客のコールも一層大きくなります。特に『青春”サブリミナル”』では、メンバーが観客にマイクを向け、場内全体がシンガロングの大盛り上がりに包まれる瞬間が印象的でした。リーダーの山本杏奈がファンへの感謝を伝え、再び『とくべチュ、して』を披露した際は、華やかな紙吹雪と共にライブ本編が締めくくられました。
アンコールの感動
アンコールでは生バンドと共にパフォーマンスし、再度オーディエンスの心を掴みます。『恋人以上、好き未満』や『ナツマトぺ』など多彩な楽曲を情熱的に歌い上げ、最後には追加公演の発表がされ、ファンからは歓声が上がりました。最後の『探せ ダイヤモンドリリー』で会場は熱狂の渦に包まれましたが、その後も観客の声に応えて3度目の『とくべチュ、して』を披露し、ダブルアンコールを経てしっかりとしたフィナーレを迎えました。
今後の展望
今回のツアーは、全公演が満席となる大盛況の中で進行し、追加公演も決定しています。7月12日、13日には東京都・有明アリーナで行われる予定です。さらに、18thシングル『とくべチュ、して/恋人以上、好き未満』は多方面での記録を更新しており、ますます勢いを増しています。
指原莉乃の愛情が詰まった=LOVEは、今後も更なる飛躍を期待させるパフォーマンスでファンを楽しませてくれることでしょう。