TASCAMが新たなスタンダードを打ち立てるポータブル音声レコーダーを発表
音楽制作やフィールドレコーディングの分野で革新をもたらす機器として、TASCAMが新しいステレオポータブルレコーダー『DR-05XP』および『DR-07XP』を2025年2月に全世界で発売します。これらの新製品は、32ビットフロート録音機能を持ち、USB Type-Cポートを採用することで、今まで以上に使いやすくなっています。
従来モデルの進化版
2019年に登場した従来のモデル『DR-05X』および『DR-07X』は、その便利さから音楽制作や会議、インタビュー、さらには動画コンテンツの制作など、様々なシーンで愛用されてきました。本製品は、その人気モデルに新しい機能を追加した次世代機です。
新モデルでは、音割れのない録音が可能な32ビットフロート録音対応により、ユーザーはより自由に録音に集中できます。これにより、音質の劣化を恐れることなく、録音環境の変化に対応した柔軟な収録が実現します。さらに、WAVの各種フォーマットやMP3にも対応しており、用途に応じたファイル形式を選べるのも大きな魅力です。
USB Type-Cへの進化
便利さをさらに向上させるため、新製品はUSB Type-Cに対応した2入力/2出力オーディオインターフェースとしても利用できます。これにより、PCやiOSデバイスと簡単に接続でき、ポッドキャスト制作やASMR、ゲーム実況のライブストリーミングなど多彩な用途に対応します。これまで以上に幅広いシーンでの活用が期待されています。
業務用としてもミュージシャンに最適
タスカムは高品質なマイクと、多様な音響機能を備えることで、ミュージシャンや動画クリエイターなど、音を扱うプロフェッショナルたちに理想的なポータブルレコーディングソリューションを提供しています。特に、32ビットフロート録音およびクロマチックチューナー、リバーブエフェクトやオーバーダビング機能など、楽曲制作には欠かせない要素をしっかりと揃えています。
カメラやスマートフォンとの接続も可能で、この新しいレコーダーは、DSLRカメラやiPhoneに接続し、内蔵マイクから収音した音声をそのまま送ることができます。この機能により、急な撮影現場でも安心して使用することができ、クリエイターの創造力をサポートします。
大容量のストレージ対応
今回の新モデルでは、最大512GBのmicroSDXCカードに対応しているため、長時間の録音でも安心して使用できます。これは、特にフィールドレコーディングを行うユーザーにとって非常に重要なポイントです。
持ち運びやすさと操作性
軽量でコンパクトな設計により、片手での操作がしやすく、持ち運びも非常に便利です。これにより、急なインタビューや音楽のセッションにもスムーズに対応可能です。これらの機能を持つ『DR-05XP』と『DR-07XP』は、各種シーンにおいて欠かせないアイテムとなることでしょう。
発売日と展示会情報
これらの新製品は2025年2月15日より販売開始とのことで、全国のTASCAM取扱店舗での購入が可能です。また、各地で行われる音響機器の展示会でもその性能を見ることができます。
- - 四国地区プロオーディオ機器展示会:2025年2月13日~14日
- - 九州プロライティング&プロサウンドフェア:2025年2月18日~19日
- - CP+2025:2025年2月27日~3月2日
TASCAMは、確固たる音質と高い耐久性で世界中の音響現場に支持されているブランドです。新しい『DR-05XP』と『DR-07XP』は、音楽制作における新しいスタンダードになることが期待されており、音を操作するクリエイターにとっては絶好のパートナーとなるでしょう。