表現の自由を拓く！障害を持つアーティストたちの挑戦

障害があっても、自分のスタイルで表現する時代

2025年8月7日、ポールトゥウィン株式会社が運営するパラパフォーマーチーム「Team PTW」が、アーティストの森田美勇人さんとの対談動画を公開しました。動画は、彼らがどのように自分らしい表現を追求しているのか、そしてそれがいかに多様性を広げるかに焦点を当てています。

Team PTWの紹介

「Team PTW」は、聴覚障害を持つフリースタイルバスケットボーラーの優和さんと、ダンスを愛するモザイク型ダウン症のヒューマンビートボクサー、HARUKIさんからなります。彼らは、障害の有無にかかわらず、個々のスキルを活かし、表現活動を通じて自らのスタイルを模索しています。このチームは2024年に発足し、ポールトゥウィン株式会社と契約を結ぶことにより、プロとしての活動を展開しています。

彼らの活動は、単にパフォーマンスを行うだけでなく、障害者のアートや表現の自由を奨励し、社会にメッセージを発信する役割も持っています。特に「our skills, our styles!」というチームテーマは、多様な才能を尊重し、共に生きる社会作りを目指す強い意志を表しています。

森田美勇人さんとの対談内容

今回の対談動画では、森田美勇人さんとの知見を深める場を持ちました。森田さんは、自身のソロプロジェクト「FLATLAND」を通じ、多様な表現活動を行うアーティストであり、音楽やファッション、ビジュアルアートにおいて革新をもたらしています。彼は、遺伝子や障害に縛られず、自由な創作を追求する姿勢を持っています。

彼との対話から、「表現者としての自分らしさ」をどのように見出すか、またそれがどのように社会に影響を与え得るかというテーマが浮き彫りになりました。障害をもつ人々が持つ独自の視点や経験が、アートや文化に新しい風を吹き込む可能性を示唆しています。

これからの挑戦

現在、Team PTWでは新しいメンバーを募集するオーディションを開催中です。このオーディションは、ダンス経験のある障害者を対象としており、彼らが自身のスキルを活かしてチームの一員となる機会を提供します。審査方法としては、書類選考とパフォーマンス審査、最終面接を行います。活動内容は、イベントの出演や映像制作、教育機関への訪問など多岐にわたります。

採用された場合は、ポールトゥウィン株式会社との雇用契約を結び、報酬やサポート体制のもと、プロとしての活動が可能になります。