熱狂のツアーファイナル
2025-08-27 18:32:28

THE YELLOW MONKEY全国ツアーファイナル公演の熱狂をWOWOWで独占放送!

THE YELLOW MONKEY全国ツアーファイナル公演の模様



日本のロックシーンを代表するバンド、THE YELLOW MONKEYが約26年ぶりの大規模ホールツアーを展開し、その集大成として行なわれたFINAL BLOCKの最終公演が、いよいよWOWOWでの独占放送を迎えます。放送日は2025年8月31日。何と、この公演では全曲がオンエアされることが決定しており、ファンにとっては待望の瞬間となることでしょう。

LIVEレポート:期待の渦に包まれた公演



6月13日に神奈川・Kアリーナ横浜で行なわれたこの特別な夜は、ファンがこれまでの復活劇を経て、ついに到達した最高の瞬間を共有するものでした。2016年に再集結し、約5年ぶりにリリースしたオリジナルアルバム『Sparkle X』の影響を受けたこのツアーは、各ブロックごとに趣向を変え、リリースから26年目の集大成ともいえる内容となっています。

定刻が過ぎると、オープニングには「アヴェ・マリア」が流れ、高まる感情をさらに高める演出が施されました。紗幕から浮かび上がる吉井和哉のシルエットに会場は静まり返り、次の瞬間、強烈なビートが響き渡る「SPARK」が演奏され、歓声が上がりました。この瞬間から、彼らの歴史が映し出され、観客は一体となってそのエネルギーを受け止めました。

続いての「Chelsea Girl」や「罠」では、90年代の名曲の力強さがみなぎり、今でも色褪せないサウンドに観客は酔いしれました。特に「Tactics」では、2万人以上のファンと共にコール&レスポンスする場面もあり、まるでジャムセッションのような一体感が生まれていました。

新たな高みへ



この夜の特徴は、セトリにふんだんに盛り込まれた新作の楽曲以外にも、彼らが過去にリリースした名曲が見事に融合していたことです。「This Is For You」や「天国旅行」、「Four Seasons」などは、今もなお心に響くメッセージを持ってパフォーマンスされ、聴衆を感動の渦に巻き込みました。吉井の力強いボーカルとバンドの一体感は、これまでの努力と苦しみを乗り越えた彼らの姿を如実に表現していました。

特に「天国旅行」では、重厚でプログレッシブなサウンドに観客は圧倒され、歌詞が胸を打つ感動的な瞬間となりました。その後も「ソナタの暗闇」や「MOONLIGHT DRIVE」が続き、上昇するテンションはまさにクライマックスを迎えました。フィナーレを飾った「ホテルニュートリノ」では、吉井の言葉通り、まだ始まったばかりの彼らの音楽の旅に思いを馳せました。

アンコールと新たな幕が開く



熱狂的なアンコールが終わると、ステージに戻った彼らからは期待のニューシングル「CAT CITY」が披露されました。この曲はテレビアニメ『ニャイト・オブ・ザ・リビングキャット』のオープニングテーマとしても話題を呼び、感動が新たな色合いを添えました。「SUCK OF LIFE」と続く興奮のピークでは、観客も踊り叫び、会場全体が一体感に包まれました。

最後に贈られたのは、ロックバラードの「JAM」。これは彼らにとって特別な曲であり、皆の心の中で常に存在する“約束の曲”となっています。この夜は、まさに1996年の名曲を現代に繋げる瞬間となりました。彼らの音楽が持つ力は、どんな試練をも乗り越え、何か新しいものを生み出す強さに満ちていました。

今後の展望



2年にわたるホールツアーを経て、THE YELLOW MONKEYは新たな“本編”を持って進化を続けています。次なるステップへ進む彼らの姿を、これからも残していくことでしょう。ミュージックファンならずとも、彼らの旅路を見守り、その熱量を感じてほしいと思います。HOTなロックシーンの一端を担う彼らのお力を感じ取ってください。


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