長谷川清司のドラムクリニック
2026-08-10 12:44:14

福井県坂井市で行われた長谷川清司さんの特別ドラムクリニック

福井県坂井市で行われた長谷川清司さんの特別ドラムクリニック



2023年7月28日、福井県坂井市丸岡町にある母校、丸岡中学校で、伝説のドラマー長谷川清司さん(73)が特別なドラムクリニックを開催しました。このイベントは、吹奏楽部の生徒たちに向けて行われ、約50名の部員たちが熱心に参加しました。長谷川さんは、数十年にわたり日本の音楽シーンで活躍し、数々の有名アーティストのバックを務めてきた腕前を披露しました。

長谷川さんが母校での演奏指導を行うのは今回が初めてで、吹奏楽部員に特化した内容ということで、期待が集まっていました。彼は、音楽室に自身のドラムセットを持ち込み、まずは打楽器担当の生徒たちに基礎練習を指導しました。スネアドラムの叩き方やスティックの持ち方について、具体的なアドバイスを行い、「スティックは打面に対し水平に叩くことが大切」といった基本から厳密に教えていきました。

また、プレッシャーロールやその他のテクニックに関しても工夫を凝らしたアプローチで指導しました。「布地に例えるなら、絹のように美しい音を目指して」といった形で、イメージを喚起する表現で生徒たちに響くよう努めました。指導に対し生徒たちの反応もよく、「いいね」「そこで抑えて」といった声も飛び交い、和やかな雰囲気の中で進行しました。

後半では、全員との合奏に移り、クラリネットやトランペット、ホルンなど多様な楽器に囲まれながら、長谷川さんは迫力あるドラムを響かせました。「学園天国」や「マツケンサンバ」といったお馴染みの曲を用いて楽しみながら演奏が行われました。この合奏の中では、「サックスのメロディを活かすために打楽器の音を抑えよう」といった細やかな指示もあり、演奏が一体化する様子が印象的でした。

指導を受けた3年生の大杉あさひさんは、「普段の練習では感じられない響きの大きさに驚きました。プロの演奏を体感できて楽しかった」と感想を語りました。また、「スティックの持ち方」などの基本的なテクニックが、今後の練習に役立つわかりやすい指導だったと評価されています。

長谷川さんは終了後、「短い時間だったが楽しかった。ドラムやパーカッションは、ただ譜面通りにやるのではなく、演奏する楽しさを大事にしてほしい」とコメントし、生徒たちにもリズムを感覚的に捉え、楽しんでもらいたいという想いを伝えました。これにより、長谷川さんの指導内容は、単なる技術の伝授に留まらず、音楽の楽しさや演奏の大切さというメッセージも含まれていたと言えるでしょう。

長谷川清司さんは、日本の音楽界において長いキャリアを持ち、多くのアーティストと共演してきました。彼の音楽に対する情熱は、母校の後輩たちにも受け継がれていくことでしょう。これからも彼の活躍と、今後の音楽界への貢献に期待が寄せられます。


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