仲道郁代ピアノ・リサイタル2025の魅力
2025年6月1日、サントリーホールで開催される仲道郁代のピアノ・リサイタル『高雅な踊り』が迫ってきています。この公演は、仲道自身が構想した《The Road to 2027リサイタル・シリーズ》の一環として行われ、今年で8年目を迎える特別なイベントです。その全20回のプログラムの中で、多くの聴衆を魅了してきた仲道の演奏は、今や文化庁芸術祭で「大賞」を受賞するほどの注目を集めています。
リサイタルのプログラム
このリサイタルでは、ベートーヴェンの「告別ソナタ」やリストの「メフィスト・ワルツ」、ラヴェルの「優雅で感傷的なワルツ」、さらにはショパンの「別れのワルツ」や「英雄ポロネーズ」など、名曲が数多く演奏される予定です。アンゼル氏曰く、「音楽が踊りのリズムで表現される瞬間、私たちに高雅さが感じられる」とのことです。
これらの作品は、音楽のみならず人間の感情や精神をも豊かに表現しています。これらの名曲がどのように仲道の演奏によって新たな命を吹き込まれるのか、その瞬間を見逃せません。
鈴木晶氏との対談
公演に先駆けて、仲道は舞踊学と精神分析学を専門とする鈴木晶氏との対談を行いました。対談では、音楽と踊りの関係について議論し、音楽がどのように人間の精神や感情に響くのかについて深く掘り下げました。鈴木氏は、音楽がどのような身体的な反応を促し、いかに精神的な影響を与えるのかを説明しました。彼の考えによれば、音楽は人間に内なる感情を呼び起こし、深い共鳴を得るきっかけとなるのです。
この対談は、リサイタルをより一層理解し楽しむための重要なものになるでしょう。仲道の演奏する名曲に対する新たな視点を得られること間違いなしです。
入場情報
『高雅な踊り』は、2025年6月1日14時にサントリーホールで開催されます。事前にプログラムを確認したい方は、公式ウェブサイトをご覧ください。対談に基づいたプログラムの詳細な曲目解説も掲載され、仲道自身の解説による豊かな内容となっています。
この魅力的なリサイタルを通じて、クラシック音楽の新たな楽しみ方を見つけてみませんか?音楽の力が、私たちをどこへ導いてくれるのか、その旅路にぜひご参加ください。問い合わせはジャパン・アーツまで。
主催:ジャパン・アーツ 0570-00-1212