Momoko Gillの初ソロアルバム『Momoko』が2026年2月に登場！

Momoko Gill、初のソロアルバム『Momoko』を発表

Momoko Gillが2026年2月13日に、自身の名を冠したソロ・アルバム『Momoko』をStrut Recordsからリリースすることが決定しました。この作品は、彼女の音楽的な旅の集大成となるものであり、ジャンルを超えた革新的なサウンドが期待されています。

彼女はこれまでに、多才なプロデューサー、ソングライター、マルチ・インストゥルメンタリストとしての顔を持ち、特に電子音楽の分野ではカルト的人気を誇るMatthew Herbertとの最新コラボ作『Clay』で多くの称賛を浴びてきました。これが彼女の初のソロ・アルバムということで、多くの音楽ファンが注目しています。

独学で音楽を学んだ彼女は、UKシーンでのキャリアを築く中で、Alabaster DePlumeやCoby Seyらとのコラボレーションを重ねながら独特の世界観を表現してきました。最新アルバム『Momoko』も、彼女の音楽活動の集大成となるでしょう。

このアルバムには11曲が収録され、総合的なプロデュースや制作をMomoko自らが手掛けています。レコーディングはTotal Refreshment Centreで行われ、ミキシングはMatthew Herbert、マスタリングはアビー・ロード・スタジオのAlex Gordonが担当しました。

アルバムのサウンドは、ジャズを基盤にしながらエクスペリメンタルやエレクトロニック・ミュージックの要素を巧みに融合させています。特に、彼女が育ったロンドンと、日本、アメリカの文化を反映させた緻密な作曲と物語性は、今の彼女の声を強く感じさせます。

アルバムからの先行シングルである「No Others」は、ダンスビートを支えるベースとハーモニックなボーカルが融合した楽曲であり、Momokoのジャズの基盤を感じさせる作品となっています。また、メランコリーが漂う「Heavy」や、深い陰影を感じさせる「Shadowboxing」が対比を生み出し、「Test A Small Area」では不穏なインストゥルメンタルへと展開します。

さらに、約50人の合唱団との共演による「When Palestine Is Free」では、Momokoの強いメッセージが明瞭に表現されています。彼女はこの曲を通じて、植民地主義的暴力や人種差別に対抗する意義を強く訴えています。「私たちは、広がる大きな菌糸のつながりの一部だと感じています。どこでそれを目にしても闘う、新たな決意を持っています」と語るMomokoの言葉には、彼女の音楽に対する真摯な姿勢が現れています。

さらに、Momokoは11月1日から、最新コラボ作品『Clay』のプロモーションとして、「Herbert & Momoko Japan Tour 2025」を国内6箇所で開催します。彼女の生パフォーマンスを体感できる貴重な機会です。ツアーの詳細は、各地のインフォメーションにて確認できます。

『Momoko』アルバム情報は以下の通りです：

- アーティスト: Momoko Gill
- タイトル: Momoko
- フォーマット: Vinyl LP / CD / Digital
- レーベル: Strut
- リリース日: 2026年2月13日

収録曲

1. Satellite
2. No Others
3. Heavy
4. Rewind/Remind
5. Shadowboxing
6. Test A Small Area
7. 2close2farr
8. Anyway, I’m Drowning
9. When Palestine Is Free
10. River
11. Ineffably

Momoko Gillが自ら紡ぐ物語と音楽が、どのように私たちの心に響くのか、期待が高まります。