Skeleton Crew StudioとTICが提携、エキシビション「DigiWave POP UP 2025」を渋谷で開催

Skeleton Crew StudioとTICが新たなプロジェクト始動

株式会社Skeleton Crew Studioは、台湾のCreative Content Agency（TIC）との連携を発表しました。この連携の初めての取り組みが、2025年10月4日から16日までの間、東京・渋谷の「Shibuya Sakura Stage」で行われる体験型エキシビション「DigiWave POP UP 2025」です。このイベントは、台湾のデジタル音響アート集団によって制作されるもので、日本初の試みとなります。

プロジェクトの背景

Skeleton Crew Studioは、2024年4月に高雄で開催されたインディーゲームイベント「Vision Get Wild」に参加し、代表の村上雅彦が総合プロデューサーとして登壇しました。このイベントを通じて、日本のインディー作品を紹介しつつ、現地の若手クリエイターや教育機関との交流を深めました。この経験が、日台のクリエイティブ産業の新たな可能性を見出すきっかけとなり、TICとの正式な連携へとつながりました。

「DigiWave POP UP 2025」の魅力

「DigiWave POP UP 2025」では、来場者が自分のスマートフォンを使用して、会場内の空間を巡りながら音を収集し、最終的には“自分だけの楽器”を創造する体験ができます。この参加型の展示は、すでに台湾で高い評価を得ており、日本ではこのエキシビションが初披露となります。五感をフルに活用した没入体験を通じて、文化交流が新たな形で楽しめることでしょう。

イベントの会場には、操作体験が可能なサウンド装置が用意され、映像と音が連動するインタラクティブな演出を体験できます。また、中央にはクッションスペースが設けられ、来場者は寝転びながら音と映像に囲まれ、リラックスした時間を過ごすことができるでしょう。

今後の展望と展開

Skeleton Crew Studioは、TICとのパートナーシップを通じて、日本と台湾の国際共同制作を進めるほか、若手クリエイターの育成やアート、ゲーム、デザインを軸にした国際的なネットワークを構築することを目指しています。「DigiWave POP UP 2025」をスタート地点として、アジアから世界へのクリエイティブコンテンツの発信を加速させていく考えです。