アメリカのソウル音楽界の生ける伝説、アル・グリーンがついに新しいデジタルEP『To Love Somebody』をリリースしました。この作品は彼の豊かな音楽キャリアを新たに彩り、ファンにとって待望の一作となっています。EPは、彼が長年のキャリアを通じて培ってきたスタイルがいかに洗練されているかを示す、全4曲から成っています。
今回のEPには、ビー・ジーズによる名曲「To Love Somebody」を始め、贅沢なコラボレーションが施された「Perfect Day」(フィーチャリング RAYE)や、ザ・ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの「I Found A Reason」、そしてR.E.M.の名曲「Everybody Hurts」のカバーが含まれています。アル・グリーンの独特なスタイルと情熱が込められた楽曲たちが、聴く人の心を揺さぶります。
「Fat Possum Recordsの関係者が私のスタジオにやって来て、アルバムの候補曲をプレイしたとき、直感的にその音楽に引き込まれました」とアルは述べており、作業を始めた早さからも、彼の音楽に対する情熱が伝わってきます。このプロジェクトは、Fat Possum Recordsの共同創設者マシュー・ジョンソンによってプロデュースされ、アルは再度彼のハイ・リズム・セクションと共にスタジオで作業を行いました。メンバーには、オルガンのチャールズ・ホッジス、ベースのリロイ・ホッジス、ピアノのアーチー・“ハビー”・ターナー、ギターのウィル・セクストン、そしてスティーヴ・ポッツといった、音楽界の重鎮たちが参加しています。
また、スタックスの名手レスター・スネルがアレンジしたストリングス・セクションも加わり、楽曲にさらなる深みを与えています。アル・グリーンは独自のボーカルスタイルを駆使し、各トラックに情熱的な魂を注ぎ込みます。
ザ・ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのルー・リードは、かつてアル・グリーンのサウンドに憧れを抱いていたとの逸話があり、今ではそのルー・リードの名曲「I Found A Reason」と「Perfect Day」を新たにアルが表現することにより、聴き手は音楽の深い世界観を体験することができます。本作の「Perfect Day」について、アルは「元々の楽曲の精神を保ちつつ、私たちのスタイルを加えた」と語り、これまでの名曲に対する深い感謝とリスペクトが込められています。
さらに、フィーチャリング参加したRAYEも注目の若手アーティストであり、彼女のコラボレーションによって楽曲に新鮮な風が吹き込まれています。RAYEは近年、世界的なヒットを連発し、特に「Escapism.」では全英1位を獲得した実績があります。彼女の才能をも取り入れることで、アルの音楽がさらに進化していることを感じさせます。
最後に、R.E.M.のマイケル・スタイプはアルの「Everybody Hurts」について「この歴史的なカバーを聞けることが光栄だ」と語り、アル・グリーンのアプローチに敬意を表しています。
音楽の巨星、アル・グリーンのニューEP『To Love Somebody』。さあ、ぜひこの新しい作品を体感し、彼のソウルフルなサウンドに浸ってみてはいかがでしょう。配信はFat Possum Recordsより行われており、各種プラットフォームで楽しむことができます。