ジョージ・クリントンも絶賛するファンクの決定版
2023年、音楽界は偉大なファンクアーティストたちの死を受け、多くのファンにとって悲しい年となりました。スライ・ストーンやディアンジェロという音楽の革新者がこの世を去ったことは、ファンクというジャンルの重要性を再認識させるきっかけとなりました。
そんな中、2026年8月4日(火)、ディスクユニオンの出版部から『ファンク超大全 The Ultimate Guide to FUNK』という名著が刊行されます。この本は、1552枚ものアルバムを紹介する膨大なディスクガイドであり、ファンクの歴史を深く掘り下げる内容が魅力です。
ファンクの革新者たち
本書では、ファンクの先駆者たちについて詳しく解説しています。第1章では、ジェイムス・ブラウン、スライ&ザ・ファミリー・ストーン、ジョージ・クリントン/Pファンク、そしてプリンスの4組のアーティストが取り上げられ、彼らの代表作や革新性が掘り下げられています。これにより、ファンクという音楽の根本に迫ることができるでしょう。
歴史の流れに沿って
続く第2章から第5章では、1960年代から2020年代までのファンクの進化を追いかけます。1960年代は公民権運動を背景に、アース・ウィンド&ファイアやオハイオ・プレイヤーズといった名バンドが登場し、70年代にかけてファンクが黄金期を迎えました。
1980年代には、デジタル化の進展と共にプリンスやリック・ジェイムスといった新たなアーティストたちが登場し、ファンクの多様性が広がります。この時期は、ゴーゴーやニュー・ジャック・スウィングなど新しいグルーヴが生まれる瞬間でもありました。
1990年代から2000年代には、ヒップホップやR&Bがファンクのエッセンスを受け継ぎ、新たな表現を模索します。そして2010年代から2020年代にかけては、ヴルフペックやブルーノ・マーズがファンクを現代の音楽シーンに再解釈し、進化させています。
名盤と未発表の宝物
本書では、ファンクの黄金時代を支えた名盤や隠れた名作、さらにはマニアックなレア盤まで幅広く紹介しています。重要アーティストの作品の変遷や、ジャズ・ファンク、ヒップホップなど関連ジャンルへの拡がりも丁寧に解説されており、ファンクを体系的に学ぶための資料としてまさに「教科書」と言えるでしょう。
特に、ジェイムス・ブラウンのマンガで知られるファッキンJAYによるファンク四コマは、ファンにとって見逃せない一品です。
表紙イラストと支持の声
表紙を飾るのは湯村輝彦氏によるイラストで、ブラック・ミュージック・ファンにはお馴染みの作品です。また、帯にはファンク史の重要人物であるジョージ・クリントンからの推薦文「これはファンクの教科書だ!」が掲載されており、その価値を一層高めています。
購入と流通
『ファンク超大全』は、ディスクユニオン、タワーレコード、HMV、amazon、楽天ブックス、全国の書店などで購入可能です。音楽愛好者にとっては、必携の一冊となることでしょう。
今後のファンク探求に向けて、この本と共に新たな音楽の世界への一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。