平和をテーマにした昭和を描くイベント
ヒロシマとナガサキから80年という節目を迎え、特別なチャリティー公演が横浜で開催される。このイベントは、タイトルにあるように「歌と語りで綴る昭和」として、昭和の音楽と歴史を思い起こす内容が詰まっている。
概要
開催日は8月6日の水曜日。開場は二部制で、第一部は15時30分から、第二部は18時から開始する。入場は無料で、投げ銭形式で行われた収益全額は日本原水爆被害者団体協議会に寄付される。これは、音楽とストーリーテリングを通じて、平和へのメッセージを伝えるための意義深い試みとなっている。
出演者紹介
この公演では、豪華な出演者が揃い、昭和歌謡に親しむ貴重な機会が提供される。第一部には、有馬梨奈氏と、はまぞう氏が出演し、昭和の名曲を披露する。彼らの歌声は、世代を超えて愛されるメロディを心に響かせるだろう。
有馬梨奈氏
横須賀出身のシンガーである有馬梨奈氏は、SoulやR&Bなど多様なジャンルで活動している。彼女の力強い歌唱力と表現力は、観客を惹きつける魅力を持っている。
はまぞう氏
大阪府高槻市出身のはまぞう氏も、幅広いジャンルでの実力派アーティスト。1950年代から2000年代にかけての洋楽ヒットを中心に、ロックンロールからポップスまで、様々なスタイルでパフォーマンスを行う。
講談の部
第二部では、神田伊織氏と神田香織氏が登場し、それぞれの講談を披露する。神田香織氏は、反戦や反核のメッセージを込めた『はだしのゲン』を講談として語り、聴衆に感動を与えるだろう。また、神田伊織氏は『被爆太郎の物語』を通じ、戦争の悲劇を伝える。
神田香織氏
神田香織氏は、女性の社会派講談師であり、講談の新境地を切り開く活動を続けている。彼女の独自のスタイルは、多くの受賞歴を持ち、そのメッセージは多くの人々の心に響いている。
神田伊織氏
神田伊織氏は、神田香織に入門した若手講談師。古典の復興や新作の創作に取り組みながら、幅広いジャンルの物語を通じて、歴史的な教訓を伝えている。
参加方法
このイベントへの参加は、無料で行えるため、誰でも気軽に足を運ぶことができる。横浜にぎわい座の地下2Fで行われ、あたたかい雰囲気の中、歴史の重みと共に昭和の素晴らしい音楽や物語を楽しむことができる。また、収益が被害者団体に寄付されることで、場を共有するだけでなく、戦争の悲劇を思い起こし、平和を願う姿勢を新たにすることができるだろう。
ヒロシマ・ナガサキを語り継ぐ会の主催で、参加者全員が思いを共有し、共感を深める場となることが期待される。昭和の音楽や語りに触れ、心を一つにする素晴らしい経験が待っている。