戦後80年を迎える被爆ピアノコンサート『未来への伝言2025』が開催決定！

戦後80年の節目を祝う『未来への伝言2025』

2025年の夏、東京都練馬区に新たな平和のメッセージが響き渡ります。その名も被爆ピアノコンサート『未来への伝言2025』。これは、戦後80年という特別な年にあたる日、2025年8月10日の開催が決定しています。このイベントは、有限会社ヴォイスケの飯島晶子代表が主催し、練馬文化センターの小ホールで行われる予定です。

被爆ピアノとの物語

このコンサートの主役とも言える被爆ピアノは、原子爆弾の影響で奏でる力を失いましたが、ヒロシマの調律師である矢川光則さんの手により、再びその音色を取り戻しました。多くの人々に感動を与え続けるこのピアノとともに、音楽や朗読を通じて平和への願いを届けるのが、このコンサートの大きな目的です。

柔らかな音色、力強いメッセージ

今年は特に重要な年であり、戦後80年を迎えるにあたって、被爆ピアノの音色に込められた思いをしっかりと受け止め、次の世代へと伝えていくことが求められています。このコンサートでは、谷川俊太郎の言葉をもとに作られた楽曲「原爆を裁く」が演奏されます。この曲は、平和の大切さを再認識する絶好の機会となるでしょう。

充実の出演者陣

出演者には、息子の谷川賢作をはじめ、ソプラノの坂井田真実子やピアニストの石井里乃など、多彩な才能が揃っています。また、特別ゲストとして、2024年の口笛世界大会で優勝経験を持つ葵井歌菜や、被爆ピアノの調律師の矢川光則、映画監督の五藤利弘など、各分野で活躍するアーティストたちが顔を揃えます。さらに、練馬児童合唱団や琵琶の黒田月水も出演し、多様なアプローチで平和へのメッセージを発信します。

チケット情報と会場

コンサートは13時半に開場し、14時に開演します。チケットは、一般が3,500円、学生は2,500円で販売中です。自由席となっていますので、早めに予約することをお勧めします。チケットはカンフェティというサイトで購入可能です。詳細な購入方法や会員特典についても、カンフェティの公式サイトで確認できます。

この特別なコンサートにぜひ足を運び、被爆ピアノの生きた証と共に、平和の意義を再認識できる貴重な時間を体験してください。参加することで、未来への希望を共に育むことができるでしょう。