2025年冬アニメ主題歌ランキングを音楽評論家が徹底解説
2025年の冬に放送・配信されたアニメの主題歌のカラオケランキングが株式会社第一興商により発表され、音楽評論家でありアニソン界の権威である冨田明宏氏がその結果を詳しく解説してくれました。このランキングは、通信カラオケDAMを基にしたもので、2025年3月1日から3月31日までの期間に歌唱された楽曲が対象となっています。
1位はサカナクションの「怪獣」
堂々の1位に輝いたのは、サカナクションの「怪獣」です。この楽曲は、実は2025年2月にリリースされたもので、元々は秋アニメのランキング対象でしたが、特例により冬アニメランキングへと組み込まれることとなりました。サカナクションにとっては、新曲としては2年間の活動休止明けの作品ということもあり、その待望感が票を集めた要因の一つです。
2025年冬アニメの覇権を引き寄せた『チ。 ―地球の運動について―』は、その楽曲がアニメのグローバルヒットを更に後押しする形となりました。また、6位にランクインしたヨルシカの「へび」も、冬アニメの人気の一端を担っていることは間違いありません。
米津玄師の「BOW AND ARROW」が2位
続いて、米津玄師による『メダリスト』のOP主題歌「BOW AND ARROW」が2位を獲得しました。米津自身がアニメ化について関与したいと表明するなど、話題性も高い楽曲です。そのサウンドは、彼のボカロP名義での活動を彷彿とさせるもので、多くのファンからの支持を受けました。
新時代のアニソン「走れSAKAMOTO」
注目すべきは、4位のVaundyによる「走れSAKAMOTO」です。最近のアニソンにおいて、アニメのタイトルが歌詞に含まれない楽曲が増えている中で、「アニメタイトル叫ぶ系アニソン」の復権とでも言えるこの楽曲は、ファンからの熱い支持を集めました。
注目の『BanG Dream! Ave Mujica』
『BanG Dream! Ave Mujica』のOPテーマとEDテーマもランキングに名を連ね、特にOPテーマが10位に入りました。メディアミックス展開が見事で、物語のサスペンス要素と相まって、このアニメが2025年冬を代表する作品となる可能性を秘めています。
オーイシマサヨシの活躍
オーイシマサヨシも19位及び21位にランキングし、彼の二度目の日本武道館公演の成功を物語る結果となっています。彼の宣言、「新時代のアニソン王に、俺はなる!」は、今後の活動においても重要なキーワードとなるでしょう。
今後の展望
冬アニメ主題歌ランキングは、日本の音楽シーンにおけるアニソンの活況を示しています。春クールに向けて、さらにビッグタイトルが続々と登場する中で、今後のアニソンシーンにどのような変化と影響がもたらされるのか、目が離せません。是非ともDAMオフィシャルサイトにて、今後の動向もチェックしてみてください。加えて、カラオケで歌唱してQUOカードPayを手に入れるチャンスも見逃せません!
2025年冬アニメ主題歌カラオケランキングTOP50
以下のランキングは、ランキングの上位者を紹介し、作品と楽曲の背景についても触れています。アニソンファンには必見の内容です!