2024年アニメ主題歌ランキング：Creepy Nutsがトップに輝く理由とは

2024年アニメ主題歌ランキングが明らかに！

株式会社第一興商が発表した2024年のアニメ主題歌カラオケランキングは、ファンにとって見逃せないニュースとなりました。音楽評論家の冨田明宏氏が、そのトップに立つ楽曲やアーティストについて詳しく解説します。調査は2024年の1月1日から12月31日までの間に放送・公開されたアニメ作品を対象に行われました。

1位はCreepy Nutsの「Bling-Bang-Bang-Born」！

　このランキングで栄光の1位に輝いたのは、やはりCreepy Nutsの「Bling-Bang-Bang-Born」。この楽曲は2024年に海外で最も再生されたJ-POP・アニソンとして話題を呼びました。SNSにおいては「BBBB DANCE」という振り付けが話題となり、バイラルヒットを達成しました。音楽評論家としても知られる冨田氏は、この曲がアニメとJ-POPの融合の象徴であると語ります。

J-POPの国際的評価の高まり

　加えて、グラミー賞での「2025年にJ-POPがブームになる」という予測も話題になりました。その根拠には「アニメとJ-POPのコラボレーションによって、多様なヒット曲が生まれている」との観点が示されており、まさにこの「Bling-Bang-Bang-Born」はその証とも言えるでしょう。

注目の他の楽曲たち

　ランキングにおいて、11位にはシカ部の「シカ色デイズ」がランクインしました。2000年代中期の声優ユニットのキャラソンの雰囲気を感じさせる楽曲は多くのファンの心を掴みました。18位にはブレイバーンの「ババーンと推参！バーンブレイバーン」が登場し、日本のアニメ音楽の多様性を象徴する素晴らしい楽曲たちばかりです。

ガンダムも健在！

「第48回日本アカデミー賞」で優秀アニメーション作品賞を受賞した『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』の主題歌である西川貴教 with t.komuroの「FREEDOM」は、12位にランクイン。また、エンディングテーマのSee-Sawによる「去り際のロマンティクス」も29位に入るなど、2024年のアニメ作品は音楽シーンを賑わせてきました。