ヒャダインプロデュース新ユニットsis、初ツアーファイナルを盛況に開催！

新たな音楽シーンが立ち上がる中、日韓合同オーディション番組『トロット・ガールズ・ジャパン』から生まれた4人組ユニット・sis（シス）が、13日に東京・神田明神ホールで初となるツアーファイナルを開催しました。この全国ツアーは「あなたの街まで」と題され、ファンから多くの注目を集めました。

プロデューサーには、以前から数々のヒット曲を手掛けてきたヒャダインが名を連ね、デビュー曲である韓国トロットの名曲『愛のバッテリー』や新たなセカンドシングル『DING DONGください』など、全19曲を熱唱。この日は、なんと18曲を披露し、観る者を魅了しました。特に、ユニットとしてのコンセプト「世界のヴィンテージソングを歌い継ぐ」というテーマのもと、古き良き洋楽ポップスの『サタデー・ナイト』や『ロコ・モーション』を取り入れることで、観客の心をつかみました。

コンサートの進行において、各メンバーは自らが選んだ昭和の歌謡曲を披露しました。かのうみゆは松田聖子の『瑠璃色の地球』を、あさ陽あいは『オリビアを聴きながら』を歌い上げ、太良理穂子は『TAXI』で人生観を表現。最後には、MAKOTO.が『涙の太陽』を熱唱し、彼女たちの美しいハーモニーに一体感が見られました。

特に注目すべきは、デビュー曲『愛のバッテリー』がTikTokで話題となり、ファンはサビのダンスを楽しむことに夢中になっている点です。今回のコンサートでは、MC中にメンバーがファンにダンスのレクチャーを行い、観客も一緒にサビで手を振り上げて踊る光景が印象的でした。

ツアーを終えたメンバーたちは、それぞれ感想を述べ、さまざまな思いを吐露しました。太良理穂子は「今日が一番緊張したけれど、これからもメンバーと楽しい音楽を続けていきたい」と述べ、かのうみゆは「各地での美味しい食べ物や想い出を通じて、いつか辿り着きたい場所に行きたい」と語ります。また、あさ陽あいは各会場での盛り上がりの違いがツアーの楽しさだったと振り返り、MAKOTO.は「まだ小さなユニットだけど、ファンの愛情で大きな花を咲かせたい」と、今後への熱い決意を表明しました。

この日には、韓国から多くの熱心なファンが駆けつけ、韓国語での声援が会場に響き渡りました。ツアーファイナルは大いに盛り上がり、全体を通して「国境を超え、世代を超える」コンセプトが満ち溢れていました。アンコールでは、9月に行うリリースイベントや、12月に予定しているデビュー1周年記念のワンマンライブも発表され、今後の活動にも期待が寄せられます。

今回は『DING DONGください』を含む新作アルバムもリリースされており、注目の内容が詰まっています。ファンの皆さん、一緒にサポートし、sisが新たなステージへと進む様子を見守りましょう。

リリース情報

- 『DING DONGください』 produced by ヒャダイン
- COCP-42507 ￥2,500(税込)

1. DING DONGください
2. 瑠璃色の地球 / かのうみゆ
3. 涙の太陽 / MAKOTO.
4. TAXI / 太良理穂子
5. オリビアを聴きながら / あさ陽あい
6. DING DONGください（Korean ver.）
7. DING DONGください（Instrumental）