氷川きよし、待望の新作演歌シングル「ほど酔い酒」の情報
演歌歌手・氷川きよしが、約3年ぶりとなる新作「ほど酔い酒」のリリースを発表しました。この作品は、心温まるメッセージを込めており、厳しい現代社会を生き抜くために必要な寛容さを呼びかけています。
新曲の作曲は、氷川の師匠である水森英夫氏が担当し、作詩は岸快生氏が初めて手がけました。解放感あるメロディーに「ゆるしましょう」というフレーズが印象的な一曲で、聞く人に温かい感情をもたらすことを狙っています。氷川はこの曲について、作品に込めた思いを明かしました。「何事もほどほどが一番。人間関係においても、ほどよい距離感が大切です。SNS社会における憎悪や分断を見て、悲しくなることもありますが、皆がもう少し寛容になることで、世界はもっと優しくなると信じています」と語っています。
さらに、彼は新曲がリリースされることで、特に年齢層を問わず多くの人に親しんでもらえるように願っています。「幅広い世代の方にカラオケで歌ってもらいたい。演歌の魅力を再発見してもらえる作品になると思っています」と、今回のシングルへの自信を見せました。
新曲「ほど酔い酒」は、2026年1月28日にリリースされます。収録内容も充実しており、同シングルには、表題曲のほかに「あなたの歌になりたい」や「玄海魂」が含まれる予定です。楽曲の編曲には各界の人気編曲家たちが参加しており、仕上がりに期待が高まります。
氷川は2022年にアルバム「KIINA.」をリリースしたことでも知られていますが、今回の新曲では、安らぎと力強さを持つ「氷川演歌」スタイルで、新しいメッセージを届ける意気込みを見せています。
また、来年2026年1月31日からは、全国4都市を巡る「氷川きよし特別公演」を開催することも発表しました。この公演は劇場ならではの臨場感を楽しめる機会であり、ファンにとっては貴重な体験となることでしょう。
全公演は以下の通り予定されています:
- - 東京都 明治座(1月31日〜2月18日)
- - 愛知県 御園座(3月6日〜18日)
- - 大阪府 新歌舞伎座(4月10日〜19日)
- - 福岡県 博多座(4月25日〜30日)
氷川きよしはその圧倒的な歌唱力と魅力で、デビューから23年近く、多くのファンに愛され続けてきました。過去にはアニメ「ドラゴンボール超」の主題歌や、紅白歌合戦では大トリをつとめるなど、その存在は今や欠かせないものとなっています。
この新曲は、氷川のデビュー30周年を見据えた重要な一歩であり、聴く人に寄り添う力を持った作品になることが期待されています。新たな旋律と心あたたまるメッセージを持つ「ほど酔い酒」に、ぜひ注目してください。