映画『YUNGBLUD. ARE YOU READY, BOY?』の日本公開決定
昨年、アニメ『怪獣8号』のオープニングテーマを担当し、今年もSUMMER SONICに出演する若手ロックアーティスト、YUNGBLUD(本名:ドミニク・リチャード・ハリソン)に注目が集まっています。彼の新たな作品、映画『YUNGBLUD. ARE YOU READY, BOY?』が2025年8月20日から、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷を皮切りに約一週間限定で公開されることが決まりました。
本作は、ベルリンの伝説的なハンザ・スタジオが舞台となっています。YUNGBLUDが自身の新作アルバム『Idols』の楽曲を初めてライブで録音する様子を、リアルタイムで収めたドキュメンタリーです。予告編では、YUNGBLUDのナレーションが聞こえ、大ヒットシングル「Hello Heaven, Hello」が流れながら、彼が「未踏の海を航海しているような気分だ」と表現する場面が印象的です。この言葉には、彼が今まさに直面しているアイデンティティの探求が反映されています。
トレーラーの魅力と内容
トレーラーでは、ベルリンの美しいロケーションが映し出されるだけでなく、デヴィッド・ボウイの名曲『Heroes』やU2の『Achtung Baby!』など、名だたるアルバムが生まれたハンザ・スタジオの歴史的な空間が紹介されています。YUNGBLUDはこのスタジオに訪れる度に、その“伝説的”な雰囲気に感動している様子を語っています。彼にとってこの映画は、過去のレジェンドたちの影が色濃く残る中で、自身が何者なのかを問いただすプロセスを記録したものでもあります。
監督と制作チーム
本作を手がけるのは、グラミー賞3度ノミネートの経験を持つポール・ダグデール監督。エミー賞やBAFTAも受賞している彼は、『アデル:ワン・ナイト・オンリー』や『グラストンベリー・フェスティバル』といった作品でも知られています。彼は、YUNGBLUDと過ごす貴重な時間の中で、アーティストの純粋な瞬間をドキュメントすることができたと述べています。
また、YUNGBLUDにとってこの映画は、自身の個人的なストーリーを描くための「愛の手紙」であり、年々進化していく音楽の中で彼がどのように自己を探求しているかが赤裸々に描かれています。彼の新作アルバム『Idols』は既にイギリスで3作連続チャート1位を記録するなど、注目を集めています。
日本での上映情報
映画『YUNGBLUD. ARE YOU READY, BOY?』は、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷をはじめ、名古屋、大阪、京都、福岡など、数都市での特別上映が決定しています。具体的には、名古屋の109シネマズや大阪のテアトル梅田では2日間限定での上映が行われる予定です。チケット料金は一律2500円(税込)で、短期間の上映となるため、早めの予約がお勧めです。
音楽と映像の融合
YUNGBLUD自身が「これは俺がいまどこにいるかを記録した映画だ」と語るように、本作は彼の音楽的な成果と個人的な瞬間を結びつけた作品です。YUNGBLUDは、この映画を通じて自らの成長や挑戦を語り、観客に感情的な旅を提供します。世界中で150館以上、アメリカでは500館以上での公開が予定されており、多くのファンが彼の音楽の真髄に触れる機会となるでしょう。
ぜひ、この機会を利用して新たな音楽ドキュメンタリーを体験し、YUNGBLUDの魅力に触れてみてはいかがでしょうか。公式情報は、YUNGBLUDの公式サイトやSNSをご覧ください。そこで最新の情報確認や、アルバムの詳細もチェックできるので、要注目です。