音楽朗読劇「陰陽師」
2025-02-22 10:31:56

夢枕獏原作の音楽朗読劇「陰陽師」が開幕!感動の舞台体験

音楽朗読劇「陰陽師」開幕!



2025年2月21日から24日まで、東京・よみうり大手町ホールで音楽朗読劇「陰陽師」が開幕します。本作は、作家・夢枕獏の名作を原作とし、独特な世界観と物語を生演奏とともに楽しむことができる朗読劇です。初日は安倍晴明役を蒼井翔太、源博雅役を鈴木達央が務め、巧みな演技で平安時代の幻想的なストーリーを表現しました。

物語の魅力



「陰陽師」は平安時代を舞台に、天才陰陽師・安倍晴明と真面目な雅楽家・源博雅の冒険を描いた作品です。1986年の初出以来、多様なメディアで展開され続けており、それぞれのエピソードに秘められた不思議な事件が現代にも大きな影響を与えています。本作では、エピソードは「玄象といふ琵琶鬼のために盗らるること」、「蟇」、「鬼のみちゆき」、そして「露と答へて」の4話から構成されています。

圧巻の朗読劇は、約90分にわたって展開され、キャストの生の声と二胡やピアノの生演奏が織りなすハーモニーが、観客を物語の深奥へと誘います。

公演の様子



ステージ上では、幻想的な雪洞が灯り、豊かな草木があしらわれたセットが目を引きます。蒼井翔太が演じる安倍晴明はその柔らかな声を使い、飄々とした知性を感じさせるキャラクターを見事に表現。一方、鈴木達央の源博雅は、低音の響きと力強い声でその人柄を描き出し、愛らしいキャラクターを立体的に演じました。特に二人の掛け合いは引き立っており、会場の笑いを生む一方で、時には真剣なシーンが観客の心を掴みました。

特筆すべきは、エピソード「露と答へて」での二人の演技です。晴明と博雅の関係性が際立ち、観客の心に残る感動的な瞬間がありました。

魅力的な演出



本作は朗読劇であるため、キャストの会話の応酬だけでなく、演出や音楽も重要な要素です。二胡やピアノの音色は、物語のリズムを増幅させ、観客はその世界観に没入していきます。また、美しい色彩の照明効果も相まって、作品は視覚的にも印象深いものに仕上がっています。

加えて、田所陽向、井上宝、塙真奈美といった他のキャスト陣も起用され、複数の役柄を巧みに演じ分け、物語に奥行きとリアリティを与えています。彼らの演技はこの朗読劇に欠かせない存在であり、観客はまるで彼らと共に物語の中にいるような感覚が味わえます。

今後の公演



公演は24日(月祝)まで続き、日替わりキャストによる多様な解釈が楽しめます。それぞれのキャストによって異なる表現や感情があり、再演だからこそ鮮烈な新たな体験をもたらすことでしょう。この機会をお見逃しなく、ぜひ会場でその魔法のような体験をしてみてください。音楽朗読劇「陰陽師」はあなたを幻想的な平安時代へと誘います!


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