新しい音楽専門校が2026年4月に開校
2026年4月、音楽業界の新たな才能を育成するために設立される「バンタンミュージックアカデミー POWERED BY ユニバーサルミュージック」が近日中に開校されます。この新しいアカデミーは、株式会社バンタンが掲げる「世界で一番、社会に近いスクールを創る」というビジョンを基にしており、現役のクリエイター陣による実践的な授業が展開される予定です。特に注目なのが、このアカデミーの特別顧問に就任した布袋寅泰氏です。
開校PRイベントでの特別授業
2025年2月18日、東京のKONAMI esports 銀座 studioで実施された開校PRイベントでは、布袋氏が直接音楽業界を目指す学生たちに対して特別授業を行いました。授業のテーマは「夢への軌跡~変化と挑戦の大切さ~」。彼は、自身の音楽キャリアの過程を振り返りながら、挑戦することの重要性を語りました。布袋氏は「未だにゴールには遠いが、最近はプロセスそのものが大切だと感じている」と述べ、ヒット曲や挫折も自己成長の一部だと強調しました。
また、学生からの質問に答える中で、音楽を辞めようと思ったことがあるかという問いに対し、自らの経験から「悔しさやもどかしさを武器にすることで、逆に行動に繋げてきた」と語り、失敗を恐れず挑むことの大切さを訴えました。「自分が本当に好きな音楽を見つけることが最も重要」と力強くエールを送りました。
バンタンミュージックアカデミーの詳細
この音楽アカデミーは、東京と大阪に拠点を置き、さまざまなコースが用意されています。大学部および専門部は、音楽総合コースやトラックメイク、パフォーマンス専攻を含む多様なカリキュラムが展開され、学生たちの興味やキャリアを幅広く支援します。
- - 大学部:音楽総合コース(四年制)
- - 専門部:音楽総合コース(3年)、ビジネス専攻(2年)、その他多数の選択肢
- - 高等部:音楽総合コース(3年)
各コースにはオンライン週一コースや週一通学コースも含まれ、現代的な学びのスタイルに対応しています。また、学費についても、大学部の音楽総合コースでは121万円、専門部では138万円から受講できるなど、比較的手ごろな価格で教育が受けられるのが魅力です。
布袋寅泰氏の功績
布袋氏はBOØWYのギタリストとして知られ、1998年のソロデビュー以来、著名なアーティストとして様々な作品に携わってきました。また、彼の楽曲「BATTLE WITHOUT HONOR OR HUMANITY」は、映画『KILL BILL』のテーマ曲となるなど、世界的にも評価されています。彼は音楽だけでなく、プロデューサーや作詞・作曲家としても多くの実績を持ち、近年も国際的な舞台で活躍しています。
今回の新しいアカデミー設立は、彼のようなアーティストを育てる土壌を整える重要な一歩と言えるでしょう。入学を希望する方は公式ホームページにて資料請求やオープンキャンパスの情報などをチェックしてください。
最後に
音楽の世界で成功を収めるためには、ただ技術を磨くだけではなく、挑戦し続ける心が必要です。布袋寅泰氏の熱いメッセージが、未来の音楽クリエイターたちへ新たな刺激を与えることを期待しています。この時代において、音楽を学ぶ環境がどのように変化し、進化していくのか、目が離せません。