約5年ぶりの特別な夜! KIINA.が魅せるポップスライブ
先日、氷川きよしが「KIINA.」名義で開催したポップスライブ『KIINA. Release LIVE』が東京・EX THEATER ROPPONGIと大阪・なんばHatchで行われ、大盛況を収めた。この公演は、彼の最新アルバム『KIINA.』リリースを記念したもので、観客には特別な体験を提供した。
情熱的なオープニングから始まる
ライブのスタートは、オープニング映像から始まった。アルバムのジャケットを含む映像では、後ろを振り返る女性の姿が映し出され、じっと観客の心を掴んだ。そこには全ての命を代表する宇宙や地球の美しさが表現され、KIINA.の想いがまっすぐに響いた。そして、オープニングナンバー「魔法にかけられた少女」が会場の熱気を一気に引き上げる。
KIINA.は赤と黒のドレス姿で登場し、その歌声で会場の空気を切り裂くように駆け抜けた。「薔薇 VOLCANO」では彼女の激情的なパフォーマンスが炸裂し、自由に伸びやかに歌い上げ、自らの思いを伝えていく様子に観客はノリノリだ。
メッセージに溢れる楽曲たち
続いての「デキヤシナイ」では、客席に向けて真っすぐなメッセージを届け、「Jeanne d'Arc~聖女の微笑み~」ではダンサーたちが赤い布を使って炎のように舞い踊る。この曲でもKIINA.は自らの生き様を鮮烈に表現し、観客はそのエネルギーに引き込まれていた。
檻の中に座る姿で登場した「確信」のパフォーマンスでは、彼女は生と死についての厳しいメッセージをまるでマシンガンのように打ち出し、圧巻の表情で熱唱した。「ラ・マスカレイド」ではアーティスティックな演出と共に、4人のダンサーと共にエモーショナルな歌を披露。
『信長の野望・新生』のエンディングテーマ「雷鳴」では、極低音の重厚なサウンドに乗せてコーラスとの掛け合いを聴かせるなど、全てのパフォーマンスが聴衆を虜にした。さらには、KIINA.が自ら作詞した「はじまり」では優しく父親との思い出を語りながら、その感情を豊かに表現した。
多彩なパフォーマンスと深いメッセージ
アコースティックバージョンの「白睡蓮」では、誰かに語りかけるようなその切々とした歌声が観客の心を掴む。KIINA.は「暴れ海峡」で演歌の要素を取り入れ、心震わすパフォーマンスを見せた。続く「BE THE LIGHT」では、自身が抱える葛藤を英語の歌詞で表現し、「自鳴琴」では激しい構成で観客を圧倒。
ライブも終盤に差し掛かると、「Party of Monsters」や「限界突破×サバイバー」で客席は一体となって盛り上がり、タオルやペンライトを振り回して歓声を上げた。
アンコールとファンへの感謝
アンコールでは「ハニカムシステム」を披露。見た目もラフなスタイルで楽曲を軽快に歌い上げるKIINA.は、日常の温かさを感じさせ、ファンとの絆を深めた。
最後は「命の約束~16436日」と題した楽曲で、両親との思い出とファンへの感謝を語り、涙と笑いに包まれた2時間のライブは完結した。「生命ある限り、歌い続けます」とのメッセージが観客の心に深く刻まれ、双方にとって忘れられない特別な瞬間となった。
今後の展望
KIINA.の魅力溢れる世界を感じながら、今後は「氷川きよしコンサートツアー2026-27 〜KIINA'S LAND 2〜」が8月から始まる。特に9月6日には彼女の誕生日記念の追加公演も決定しており、ファンとのさらなる交流が楽しみである。まだまだ続くKIINA.の音楽の旅に、今後も期待が高まる。
今後も氷川きよし、そして彼女が表現するKIINA.の活動から目を離せない。