☆Taku Takahashiが贈る“一目惚れする音楽”の秘密とは？

★Taku Takahashiと一目惚れ音楽の仕掛けを深掘り

2025年6月、glo™とHypebeastがコラボしたポップアップストア「LOVE AT FIRST」が仙台に登場。そこで行われた音楽ワークショップに、m-floのメンバー☆Taku Takahashiが参加し、音楽制作の魅力を伝えました。このワークショップのテーマは「LOVE AT FIRST BEAT」。

五感を刺激する空間

会場は映像、音、香り、味、手触りと五感を刺激する演出が施され、来場者はまるで異世界に迷い込んだかのような体験を楽しに来ました。特に注目されたのは、会場の中心にある360°のドームスクリーン。ここではglo™ Hiloのコンセプトを視覚的にも体験できる仕掛けがされており、来場者はその幻想的な世界観に引き込まれました。

ワークショップの開始

この日、ワークショップには特別なゲストが登場しました。音楽プロデューサーでもある☆Taku Takahashi。彼は、自身が普段から活用するDTMソフトを使い、実際に音楽がどのように制作されるのかを解説しました。m-floの最新曲「EKO EKO」をテキストに、個々の音のパーツがどう組み合わさるかを明らかにしました。

音楽制作の体験

解説が進む中、☆Takuは自ら20分で楽曲を即興制作することに挑戦。観客も一緒に楽しむことができるこの企画は、心理学者アーサー・アーロンの提案した「20分で恋に落ちる方法」からインスパイアを受けたものです。

用意された2つのジャンルカードからランダムでジャンルが組み合わされ、制作が開始されます。驚くべきことに、選ばれたのは「Trap」と「演歌 / 昭和歌謡」という組み合わせ。これは、まさに一目惚れする音楽を生み出すための挑戦です。

AIを用いた音楽体験の進行

☆Takuは楽曲制作の過程でAIも活用。AIに「昭和歌謡っぽい曲」を生成させ、その結果として得られた音をTrapビートに組み込む手法で進められました。ユニークなテーマを設定したことで、参加者たちはそのおもしろさに引き込まれていきました。

笑顔が生んだ音楽

音楽が完成する過程には、☆Takuの楽しむ姿が見て取れました。さらなる音のバランスを調整し、ワンコーラスの楽曲が完成すると、会場は大きな拍手に包まれました。自らの限界を超えた即興制作で生まれた音楽は、参加者の胸に響きました。

最後には、DJ・YOSUKEが登場し、会場を再び音楽で彩ります。そして、カイリー・ミノーグの「Love at First Sight」が流れる中、イベントは大団円を迎えました。音楽を通じて人と人がつながり、感情が共有される瞬間がそこにありました。