情報通信審議会における接続政策委員会の第82回会合が開催決定
情報通信審議会接続政策委員会第82回会合の概要
令和8年6月9日、情報通信審議会の電気通信事業政策部会において、接続政策委員会の第82回会合がオンラインで行われることが決定しました。この会合では、音声接続料に関するビル&キープ方式の原則化をはじめ、多様な重要議題が取り上げられる予定です。
議題の詳細
1. 音声接続料のビル&キープ方式
これは、音声接続料を適正に算定するために重要な原則を検討するものです。現在の市場環境を考慮しながら、今後の進め方について討議されます。
2. 接続料算定における長期増分費用(LRIC)方式
LRIC方式の適用見直しが論じられ、これによって接続料算定がより透明で公平になることを目指します。この議題では、他国の事例を参考にしつつ、日本の市場に最適な方法を模索します。
3. メタル縮退に関する費用配賦
電柱や土木設備に関連する費用配賦の適切な方法についても引き続きフォローアップされます。メタル縮退という新たな現象にどのように対応していくかが焦点です。
4. ネットワークの仮想化・クラウド化
近年進展しているネットワークの仮想化やクラウド化がどのように規制の枠組みと結びついているかを、諸外国のケーススタディを通じて明らかにしていくことが期待されています。
5. モバイル接続料の検証
モバイル接続料に関する見直しや検証が行われ、グローバルスタンダードに従った基準の整備が求められる中で、消費者の利益保護をどう実現するかが問われます。
6. 5Gスライシング提供に関するネットワーク開放ルール
5G(SA方式)のスライシングサービスに対応した新たなネットワーク開放ルールの在り方も議論される見込みです。これは、次世代通信技術の発展とそれに伴う法整備についての重要な検討を示しています。
傍聴の情報
本会議はオンライン形式で実施され、傍聴を希望される方は事前に登録が必要です。6月5日までに傍聴登録フォームからの申し込みを行う必要があります。特に希望者が多い場合、抽選によって傍聴の可否が決まる可能性も示されています。
また、傍聴する際には静粛に行動し、会議の録音は原則禁止である点も留意が必要です。これは、参加者全員が安心して意見を表明できる環境を整えるためです。
結論
第82回接続政策委員会は、今後の情報通信事業における重要な政策判断を行う場となるでしょう。市場の多様化と技術の進展に合わせて、適正な料金設定や規制の見直しが進められることが期待されます。これにより、企業と消費者両方にとって透明で健全な通信環境が実現することが目指されています。