STU48が平和の音色
2025-07-07 21:28:22

被爆80周年記念コンサートでSTU48が平和を奏でる

被爆80周年記念事業でのSTU48の活動



本日、広島で行われた「被爆80周年記念事業 紙屋町まちかどピアノ ラッピングリニューアル記念コンサート」に、STU48が出演しました。このコンサートは、平和文化の象徴としての役割を果たす「紙屋町まちかどピアノ」の新たなラッピングデザインが施される特別なイベント。出演したのは、岡田あずみ、岡村梨央、久留島優果、兵頭葵、諸葛望愛の5人です。

紙屋町まちかどピアノの歴史



「紙屋町まちかどピアノ」は、1967年に製造されたグランドピアノで、広島の純音楽茶房「ムシカ」で長年人々に愛されてきました。戦後、広島が抱える悲しみの中で、このピアノは多くの人に希望を与え続けてきました。2020年7月7日には、広島市の中心に位置する紙屋町シャレオに設置されてから、5周年を迎えました。

新たなデザインへの思い



今回のコンサートでは、歴史あるピアノのデザインが新たに一新され、そこには「75年間草木も生えなかった広島が、今では花と緑にあふれる美しい街へと生まれ変わった」という願いが込められています。新しいデザインには、平和の象徴としての花や緑があしらわれ、多くの人々にそのメッセージが届けられました。

コンサートの様子



コンサートでは、兵頭葵が美しいピアノのメロディを奏で、他の4名も力強い歌声で会場を盛り上げました。岡田あずみは、「私たちは平和文化アンバサダーとして活動を行っています。今日の演奏が少しでも平和への願いを伝えられることを心から願っています」と挨拶し、岡村梨央は「広島で活動する私たちだからこそ、平和を願う気持ちを強く伝えたいと思います」と述べました。この二人の言葉に後押しされ、彼女たちは平和を願うメッセージソング『花は誰のもの?』を披露しました。

コンサートでは、他にも瀬戸内の美しい風景をテーマにした『瀬戸内の声』などの曲が演奏され、参加者全員が平和への願いを込めた歌声に耳を傾けました。フィナーレでは、広島市立基町小学校と広島なぎさ中学校・高等学校の合唱部が参加し、「ひろしま平和の歌」を合唱。紙屋町まちかどピアノの音色に乗せた彼らの声は、会場全体に平和の大切さを改めて伝える感動的な瞬間を生み出しました。

「ひろしま平和の歌」について



「ひろしま平和の歌」は、広島を平和の象徴として位置付けるために、広島平和祭協会が歌詞を一般公募し、選定された作品に曲をつけて完成されたものです。1947年の第1回平和祭で初めて合唱され、今でも平和記念式典で歌い継がれています。STU48の参加により、この名曲が再び多くの人々の耳に届くことでしょう。

彼女たちの演奏と歌唱を通じて、広島の平和に対する深い想いが響き渡り、多くの聴衆がその意義を感じ取ることができたことでしょう。今日のコンサートは、80年間の歴史と、これからの平和への希望を同時に描いた有意義なイベントでした。


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