オーディオアクセサリー197号:Qobuzを極めるネットワークプレーヤー比較レポート
ピュアオーディオに特化した雑誌『オーディオアクセサリー』の最新号、197号が満を持して5月26日(月)にリリースされます。この号は、特に高音質再生を重視するオーディオファンに向けて、今話題のハイレゾ・ストリーミングサービスであるQobuzをより楽しむための特集が組まれています。意味は明確で、Qobuzの音楽を、どのネットワークプレーヤーで聴くのが最も良いのか、13種類の機種を厳選して徹底的に比較するという内容です。
特別付録として、オランダの名門クラシックレーベル「PENTATONE」が提供するサンプラーCDと、「仮想アース」を深掘りする光城精工による冊子も付いてきます。これにより、この号は単なる雑誌でなく、まさに音質を探求するための必携書となっています。
特別付録CD「PENTATONE 山之内正セレクション」について
このサンプラーCDには、オーディオ評論家の山之内正氏が選んだPENTATONEレーベルの作品が収録されています。オランダ発の高音質なクラシック音楽に定評があるこのレーベルは、マルチチャンネル録音の先駆者としても知られ、特にその録音の美学と音色が評価されています。山之内氏がどのような視点で楽曲を選んだのか、その聴きどころや背景を明かす解説も含まれています。さらには、PENTATONEの社長ショーン・ヒッキー氏へのインタビューも入っており、クラシック音楽の新たな魅力を知る手助けとなるでしょう。
光城精工「仮想アース徹底攻略ガイド」
もう一つの特別付録は、光城精工による「仮想アース徹底攻略ガイド」です。オーディオファンの話題を集める「仮想アース」の原理や理論、そしてそれがどのように音質向上に寄与するのかをわかりやすく解説しています。開発者である土岐泰義氏による渾身のレポートが、この新技術への理解を深めてくれることでしょう。
Qobuzを楽しむネットワークプレーヤーの一斉比較
特集コンテンツの目玉は、Qobuz専用のネットワークプレーヤー13機種を厳選した一斉比較です。本特集は、評論家・小原由夫氏の目によるオーディオファンにとっての実用的なレポートとして、各製品の特徴や音質を徹底評価しています。ここでは、DAC内蔵型のプレーヤーが100万円以下という価格帯で集まり、既存のプリメインアンプシステムにプラスオンできる実用性の高い製品群が揃いました。
比較された主なモデルには、ShankingのSM1.3、BLUESOUNDのNODE ICON、DENONのDNP-2000NE、TEACのUD-701Nなどが含まれています。各機種がどのように音楽を再生し、Qobuzの豊かな音質を引き出すのか、その詳細な聴き比べレポートに期待が高まります。
アクセサリー特集と巻頭企画
その他にも、注目のアクセサリーやコンポーネントを取り上げた「BEST Hi-Fi Components」や「BEST Hi-Fi Accessory」の特集も見逃せません。優れたインシュレーターやオーディオケーブルなど、システムの性能を引き出すための製品が多数紹介されています。
新たに始まる「リビング・オーディオでアクセサリー」という連載では、限られた空間でも楽しめる音質向上のためのアイテムを紹介し、具体的な製品効果を実証するレポートが展開される予定です。
オーディオアクセサリー197号は、音楽を愛するすべての方々にとって極めて親しみやすく、有意義な内容となっています。ぜひ、この機会に手に取って、その魅力を体験してください。全国の書店や、音元出版のネットショップ「PHILEWEB.SHOP」で購入可能です。