Fanplaのスイス進出
2025-11-27 15:54:25

Fanplaがスイスに新拠点設立、グローバル展開を加速する意図とは

Fanpla、新たな海外拠点設立



株式会社Fanplaは、スイスのツーク州に現地法人「Fanpla AG」を設立したと発表しました。この拠点は、世界的に有名なブロックチェーンの中心地である「クリプトバレー」に位置しており、同社のグローバル展開を一層促進する狙いがあります。今回の子会社設立は、ファンビジネスとブロックチェーン技術を融合させた持続可能なエンターテインメント経済圏の構築に向けた重要なステップとなります。

設立の背景と目的


Fanplaが今回スイス法人を設立した主な背景には、"クリプトバレー"が持つ透明性の高い規制や先進的な金融・技術インフラがあり、これを活用することで国際基準に適合したトークン運用体制を確立する意図があります。また、グローバルパートナーとの協業を進める基盤を確立し、日本のアーティストやコンテンツを海外ファンに届ける仕組みを整えていくことも、この拠点の大きな役割です。

Fanpla AGの具体的役割


新たに設立されたFanpla AGは、以下の重要な役割を担います。
  • - グローバルプラットフォームの構築
欧州向けに適応したサービスを提供し、日本のアーティストを海外に展開する仕組みの構築を進めます。また、逆に海外のアーティストが日本市場に参入しやすい環境を整えることで、さらなる交流を促します。
  • - FPLエコシステムの拡大
欧州におけるパートナーシップやユースケースの創出を目指し、安全で透明性の高いトークン運営体制を確立し、スイスの金融・法規制を活用して信頼性を向上させます。
  • - 研究開発と市場調査の推進
現地チームが行うR&Dを通じて、欧州市場の動向を把握し、新たなビジネスモデルの検証を行います。

グローバルエンターテインメント×金融エコシステムの実現に向けて


Fanpla AGの設立は、エンターテインメントと金融の新たな境界を築くための重要なステップです。国際金融センターであるスイスに拠点を持つことで、FPLを中心にグローバルなエコシステムとガバナンス体制を整備し、透明性と信頼性を保ったままアーティストとファンが価値を共有できる仕組みを作り上げていきます。同社は今後、金融、テクノロジー、エンターテインメントの3領域を横断する形で、持続可能なトークンエコシステムの発展と国際的な利用機会の拡大に取り組んでいきます。

FPLの紹介


FPLはポリゴンブロックチェーン上で発行された暗号資産で、2025年11月にはCoincheckにてIEO(Initial Exchange Offering)が実施される予定です。このトークンは、アーティストとファンの直接的なつながりや価値創造のために機能しており、NFTの購入や限定コンテンツへのアクセス、イベントでの投票など、多岐にわたって活用されています。

より詳細な情報は、Fanplaプロジェクトページ及びホワイトペーパーをご覧ください。

会社情報

株式会社Fanplaは、東京都渋谷区に本社を構え、2006年に設立。ブロックチェーン技術を用いたサービスの企画や開発、運営に携わっており、チケット販売、映像コンテンツ制作など幅広い事業を展開しています。

詳しくは公式サイトまで。


画像1

画像2

関連リンク

サードペディア百科事典: Fanpla ブロックチェーン FPL

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。