『コーニュコピア』公開
2025-05-19 11:06:56

ビョークのコンサート映画『コーニュコピア』が全国で拡大公開!

アイスランド出身のアーティスト、ビョークによる最新のコンサート映画『ビョーク:コーニュコピア』が全国での拡大公開を迎え、観客から大絶賛されています。本作は、彼女の五年におよぶ「コーニュコピア」ツアーの一環として、2023年にリスボンで行われたパフォーマンスを撮影したものです。監督はイーソルド・ウッガドッティルが手がけており、没入感のあるライブ映像と共に、ビョークの魅力的なアルバム『フォローラ』(2022年)や『ユートピア』(2017年)、『ヴァルニキュラ』(2015年)からの楽曲が披露されています。

この映画は特に、ビョーク自身の手書きによる英語の歌詞が字幕として表示される点が特徴です。視覚的なアートとサウンドが融合したビョーク独自の世界観を、観客は映画館の大画面で体験できます。特別にデザインされたステージやマルチメディア要素が取り入れられたパフォーマンスは、観客を引き込み、圧倒することでしょう。このようなビジュアルと音のハーモニーは、多くの観客から「圧倒的で没入感がある」「ライブのクオリティを超えている」などの感想を呼び起こし、映画に対する期待感を高めています。

当初は主要都市を中心に全国12館での上映だった本作ですが、TOHOシネマズ 日比谷では満席が続き、5月22日までの延長上映が決定しました。そして、更なる反響を受けて、イオンシネマを突然加え、全国35劇場以上での上映が決定しました。これにより、観る機会を逃したファンや初めてビョークのパフォーマンスに触れる人々にとって、素晴らしい体験が保証されています。

コンサートの内容は、21世紀のVR映像が19世紀の劇場空間へ変貌を遂げるという驚くべき演出を映像作品として記録したもので、ビョークの世界観が見事に表現されています。また、彼女の楽曲は、エンターテインメント体験を進化させ、環境活動や感情表現を融合させた内容となっています。そのメッセージ性は、アニメーションを用いた表現とともに、非常に力強いものとなっており、観客に希望の気持ちを伝えています。

本作は、全世界約500館の映画館で100分間にわたって上映され、そのうちの25カ国以上で上映済みです。日本では、5月7日からTOHOシネマズ 日比谷などでの公開がスタートしました。加えて、ビョークが厳選したミュージックビデオの特別上映も付属します。ファンにとってはもちろん、初めて彼女の世界に触れる新たな観客にも非常に魅力的な作品です。

映画に対する業界からの反応も好意的であり、ニューヨーク・マガジンからは「このコンサートは私がこれまでに見た中で最も驚異的なビジュアルと音のショー」と評され、Vulture誌では「ビョークの最高傑作かもしれない」と称賛されています。こうした評価は、彼女のキャリアにおける新たな高みに達している証と言えるでしょう。

ビョーク自身は、音楽とビジュアルアート、パフォーマンスを常に融合させて新しい表現に挑むアーティストです。彼女の独自のスタイルとメッセージは、現代におけるアーティストの在り方を再定義し、観客に強い影響を与え続けています。『コーニュコピア』はその集大成とも言える作品であり、観客にとっては一生に一度の貴重な体験となること間違いなしです。ぜひ、このチャンスをお見逃しなく!


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