関西万博の新技術
2025-09-25 14:53:21

関西万博での新たな没入体験!NTTパビリオンの革新技術

大阪・関西万博における革新的な没入型体験



2025年に開催される大阪・関西万博では、NTT株式会社によるパビリオンが注目を集めています。このNTTパビリオンの映像と音響のシステムを担当するのは、ヒビノ株式会社です。特に「Immersive LED System」なる次世代技術が、リアルタイム3次元点群データや3D実写映像を活用した新しいライブビューイング体験を実現します。

リアルタイム3D空間伝送実験



2025年の万博開幕を前に、先行して行われた「リアルタイム3D空間伝送実験」では、テクノポップユニットPerfumeのパフォーマンスが圧倒的なクオリティで再現されました。この実験は、夢洲にあるNTTパビリオンと、吹田市の万博記念公園特設ステージを結ぶ形で実施され、Perfumeのライブがリアルタイムに伝送されました。

この試みは、NTTの次世代通信基盤「IOWN」を活用し、空間全体の情報を高解像度のステレオカメラで撮影し、音声や振動と組み合わせたものです。特殊な3D技術で得られた点群データや実写映像が、観客たちに未来のコミュニケーションの可能性を示すものとなっていました。

Immersive LED Systemの特長



ヒビノが運用する「Immersive LED System」は、アメリカのLiminal Space社の革新的な三次元LED技術「Ghost Tile」を搭載したもので、国内で唯一のレンタル機材として提供されています。このシステムは、現実の物体や人と組み合わせることで、従来の3Dとは一線を画す新たな表現が可能です。

特に、このシステムでは3D映像を使ったパフォーマンスが実現されており、観客はまるでその場にいるかのような臨場感を味わうことができます。

効果的な映像表現とエンターテインメント体験



NTTパビリオンでは、Immersive LED Systemを利用して、Perfumeのライブが3D実写映像としてリアルタイム伝送される様子が楽しめます。会場に設置された13.2メートルに及ぶLEDディスプレイには、4視点の3D実写映像が流れ、異なる視点からのステージングが異次元の体験を提供します。

この新しい技術を駆使することにより、観客は、Perfumeの動きやパフォーマンスを全方位から楽しむことができるのです。テクノロジーとアートが交差するこの試みは、エンターテインメント業界での今後の可能性を開くことでしょう。

今後の展望と期待



このプロジェクトの成功は、NTT及びヒビノが取り組む新たなエンターテインメント体験の一端を示すものといえます。日本国内外のイベントやコンサート、スポーツなどでもこのような次世代技術が有効活用されることが期待されます。両社は、今後も革新的な技術を活用し、まだ体験されたことのない感動を提供していく方針です。音と映像で、未来のエンターテインメントを切り拓く努力が続けられています。

この「リアルタイム3D空間伝送実験」のような挑戦的な試みは、音楽や映像の持つ力を最大限に引き出し、多くの人々に感動を与えるための重要なステップとなるでしょう。これからの活動からも目が離せません。


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