ジョニー・マーの新シグネイチャーモデルが発表
英国のギタリスト、ジョニー・マーが最新シグネイチャーモデル『Limited-Edition Johnny Marr Signature Special Jaguar®』を発表しました。このモデルは、2025年11月12日から販売される予定です。ミュージカルインストゥルメンツコーポレーション(FMIC)とジョニー・マーのコラボレーションにより、プレイヤーが新たなサウンドの可能性を探求できるようデザインされています。ジョニーは「ジャガーは僕の音楽スタイルの中心に近い存在。今回のモデルでは、クラシックな感触を残しつつ新しいトーンを生み出せるギターを目指した」と述べています。
ジョニー・マーは1980年代にThe Smithsのギタリストとして、独自のメロディと繊細な音のテクスチャーで英国ポップの風景を一新しました。その影響は数十年にわたり多くのアーティストに受け継がれています。彼はThe Pretenders、Modest Mouse、The Cribs、The Theなどのバンドでの活動を経て、革新的なスタイルを持ち続けています。
新たに発表されたシグネイチャーモデルは、ヴィンテージの魅力とモダンな革新性を融合させた製品。カスタム仕様のブラックラッカー仕上げ、Kent Armstrong製のリップスティックピックアップ、特別に設計されたワイヤリングが施されています。このギターは幅広いサウンドバリエーションを実現し、ブライトなリズムサウンドから、滑らかで伸びのあるリードトーンまでを網羅しています。
主な特徴
1.
強化されたネックプロファイル:1965年製のジャガーをベースにしたスムーズなカスタムネック。ローズウッド指板に22本のヴィンテージスタイルフレットとアイボリードットインレイを搭載し、快適な演奏性を確保。
2.
カスタム ハイブリッド ブリッジ:JaguarブリッジとMustangサドルを組み合わせたブリッジが、ヴィンテージスタイルのフローティングトレモロテailpieceをサポート。
3.
ジョニー本人設計のピックアップ:Kent Armstrongが手掛ける「Johnny Marr Single-Coil Lipstick Pickups」を使用。ブリッジ、ミドル、ネックのポジションに配置され、特有のトーンを提供。
4.
新開発のピックアップ選択システム:ジョニーと共同で開発された独自の4ポジションブレードスイッチシステムが、最大のトーン幅を持つ3種類のスライドスイッチオプションを搭載し、クラシックなジャガートーンに新しい解釈を加えます。
ケースと販売情報
本製品には、フェンダーハードシェルケースが付属。製品の推定販売価格は511,500円(税込)で、2025年11月12日より販売が開始される予定です。全国のFender Flagship Tokyoや公式オンラインショップ、正規取扱店で購入可能です。製品ページは
こちらです。
ジョニー・マーのギタースタイルと影響力
FMICの最高製品責任者、マックス・ガトニックは「ジョニー・マーは過去40年間で最も創造的なギタリストの一人です。そのスタイルとトーンは、多くのプレイヤーに影響を与え続けています。この新モデルは、彼のクラシックモデルを基にしたアップデートで、弾きやすさと多彩なトーンを兼ね備えています」と評価しています。2012年に初めてシグネイチャー・ジャガーを発表したジョニーは、ファンの期待に応える形で進化を遂げているのです。
動画情報
ジョニー・マーが新シグネイチャーモデルを披露するキャンペーン動画もフェンダー公式YouTubeチャンネルにて公開中。観ることで、彼のギタースタイルやこの新モデルの魅力をさらに深く理解できるでしょう。