音楽と映像の相互作用が生み出す新たな文化フェス「ニッパチ祭」

音楽と映像が融合した新たなフェス「ニッパチ祭」

2025年12月6日(土)、大阪・梅田に新たに誕生した文化装置VS.で開催される音楽フェス「ニッパチ祭」は、”応援”をテーマにしたユニークなフェスティバルです。このイベントは、アーティストと観客が一緒に創り上げる新しい形の音楽体験を提供します。

会場VS.の魅力

VS.は、世界的に名高い建築家・安藤忠雄氏の監修により設計された高さ15メートルの大空間で、音響設計は坂本龍一氏の想いを受け継ぐ佐藤博康氏が手がけています。この場所は、現代音楽の最前線を担うアーティストたちの活動を支えるための完璧な舞台です。

「ニッパチ祭」のプログラムは、昼間に行われるトークセッションやワークショップから始まります。参加者は、出演アーティストとの交流を通じて、彼らの創造の過程や音楽表現の楽しさを学ぶことができます。このような取り組みは、単なる鑑賞から一歩進んだ、新たな音楽文化の形を提示しています。

夜のパフォーマンス

日が沈むと、会場は音楽、映像、そして身体表現が一体となったインパクトのあるパフォーマンスの舞台に変わります。オーディオビジュアルパフォーマンスや即興に特化したライブが展開され、観客は新たなサウンドと映像に魅了されることでしょう。参加アーティストには、Daito ManabeやDayzeroといった国内外の才能が揃い、様々なジャンルのパフォーマンスが融合します。

Cheer for Artists Program

「ニッパチ祭」の特筆すべき特徴の一つは、来場者がアーティストを直接支援できる「Cheer for Artists Program」です。このプログラムでは、観客が配布される「Cheer Tickets」を用意された専用ボックスに投票することで、感動を抱いたアーティストを応援する仕組みが整っています。集まった「Cheer Tickets」はアーティストへの支援金として使われ、次の創作活動へと繋がります。このように、観客はただの受け手ではなく、文化の一部となり、積極的に参加できる機会を得るのです。

競技イベントISCA同時開催

さらに、12月5日から7日までの間には、同会場にて「ISCA（INTERNATIONAL STUDENTS CREATIVE AWARD）2025」が開催され、世界中の大学生や専門学校生が競い合う場となります。ここでは、学生たちによる多彩なクリエイティブが展示され、来場者は若い才能に触れることができます。これにより会場全体が活気にあふれ、多様な表現を楽しむことができるでしょう。