淡路島で生きる情熱的なオペラとバレエの共演

淡路島で楽しむオペラとバレエのハーモニー

9月14日、淡路市の旧アソンブレホールにて、フランスの作曲家ジョルジュ・ビゼーが手がけた名作オペラ『カルメン』のハイライト公演が行われます。この公演は、情熱が溢れる物語と、美しい舞台演出が融合し、観客を引き込むことでしょう。

公演の概要

今回の公演は、19世紀フランスで活躍した怨念の作曲家ビゼーの代表作であり、今もなお世界中で愛され続けるオペラ『カルメン』を基にしています。物語の舞台はスペインのセビリア。自由奔放で情熱的なジプシーの女性、カルメンと、彼女に囚われた兵士ドン・ホセの切ない恋愛が描かれます。

演出は、関西を中心にオペラ公演を手がける唐谷裕子氏が担当し、彼女の独特な視点で物語が表現されます。また、今回の特別な公演には、ウクライナ支援プロジェクトによって来日したバレエダンサーたちや、国内で活躍するダンサーたちが参加し、情緒豊かな舞を披露します。

出演者の魅力

出演者は豪華な顔ぶれが揃っており、カルメン役にはイタリアで非常に人気の高いオペラ歌手の藤井康子氏、ドン・ホセ役には藤崎優二氏、エスカミーリョ役には成田博之氏が名を連ねています。その他にも、ミカエラ役の吉田早穂氏や、フラスキータ役の立塚夢子氏など、多彩なキャストが揃い、それぞれの役に深みを加えています。

さらに、地元・淡路島出身の「淡路オペラ合唱団」が参加し、迫力ある合唱でオペラの喜びを奏でます。バレエとの融合によって生まれる新たな表現は、観るものに新しい感動を与えることでしょう。

公演情報

- 開催日時: 9月14日（日）15:30開演（14:30から開場）
- 場所: 旧アソンブレホール（兵庫県淡路市岩屋2942-17）
- 料金:

S席 6,000円
A席 5,000円
B席 4,000円（いずれも税込み）

- 予約: teket
- お問い合わせ: Awaji Opera Company（パソナグループ運営）

TEL: 0799-70-9020

注目のアーティスト、藤井康子氏

特に注目すべきはカルメン役を演じる藤井康子氏。彼女は幼少期からピアノとフルートを学び、15歳から声楽を始めました。慶応大学を卒業した後、イタリア政府の給費生として渡伊し、オペラの道を歩み続けています。「蝶々夫人」でのヨーロッパデビュー以来、数多くの国際舞台で主演を飾り、最近ではNewsweek「世界が尊敬する日本人」にも選出された実力派です。

このように、オペラ『カルメン』が淡路市において生み出す芸術的な魅力は、我々観客に新しい体験をもたらすことが期待されています。再度、9月14日に是非、家族や友人と共にその感動の瞬間を体験しに出かけましょう。