第7回スタインウェイ・コンクール in Japanの開催
2025年、スタインウェイ・ジャパン株式会社が主催する「第7回スタインウェイ・コンクール in Japan」が開催されます。過去には小菅優氏やアリス=紗良・オット氏など、世界的なピアニストたちが受賞したこのコンクールは、これからの音楽家たちにとって重要なステップとなるイベントです。
スタインウェイ・コンクールの魅力
スタインウェイ・コンクールには、参加者が高め合うための多くの特色があります。それぞれの特徴を探ってみましょう。
1. 大賞受賞者にはハンブルクへご招待
本選出場者の中から一名が「大賞」に選ばれると、ドイツ・ハンブルクで行われるInternational Steinway Festivalに参加し、世界中のコンクール優勝者たちと共に演奏できる機会が与えられます。この特典は、若い音楽家にとって素晴らしい経験となるでしょう。
2. 第一線で活躍する審査員によるコメント
審査には、著名な演奏家や教育者が参加し、各参加者に直筆のコメントを提供します。これにより、音楽の技術だけでなく、個々の成長にリンクする深い洞察が得られ、さらなる成長を促す機会となります。
3. スタインウェイのピアノ「D-274」を使用
コンクールでは、世界中のピアニストに愛されるスタインウェイのコンサートグランドピアノ「D-274」が使用されます。この名器を早くから使うことで、参加者は演奏家としての重要な基礎を築くことができるでしょう。
4. 自由な選曲での表現
本コンクールは、演奏技術の競い合いだけでなく、自分の音楽を届ける楽しさを味わうことも目指しています。そのため、課題曲は設定せず、参加者自身が選曲する自由が与えられています。これにより、独自のスタイルや表現を追求する機会が生まれます。
5. 新設された「大人の部」
新たに設けられた「大人の部(カテゴリーS)」は、高校2年生以上を対象としています。これにより、年齢を問わず多くの音楽家が自身の才能を表現する場が増えました。
開催日程と場所
予選審査会は東京と大阪で行われ、各カテゴリーごとに設定されています。例えば、東京会場では2025年4月26日と5月31日に行われ、大阪会場でも同様の日程で開催されます。
本選
本選は2025年8月3日にイイノホールで開催され、J-Popやクラシック、ジャズなど多様なジャンルの音楽家たちが集結する場となることでしょう。
応募方法
参加希望者は、Peatixを通じて申し込みが必要です。応募締切は2025年3月21日、18時00分となっており、国籍は問いませんが日本に居住している必要があります。
まとめ
スタインウェイ・コンクールは、若い音楽家たちにとって挑戦の場であり、自分自身を表現する貴重な機会です。これからの音楽界を担う未来の才能を見つけるべく、たくさんの参加を期待しています。興味がある方は、詳細をご確認の上、ぜひ応募してください。