Nega/squaredの新作「updatE」が意味する創造性の未来とは

Nega/squaredの新作「updatE」リリース

音楽プロジェクトNega/squaredが最新アルバム「updatE」を発表しました。この作品は、彼らの前作「ELLA」、そして「ID」「バイナリー」に続く「STORYOFELLA」シリーズの第一四作目です。テーマは、AIの進化と人間の創造性の行方についての問いです。

AIの進化と創造性の危機

人工知能の普及に伴い、「仕事を奪われる」といった懸念は古くから言われていましたが、今、私たちが直面しているのは「創造性が奪われる」という新たな危機です。AIの発展は目覚ましく、アートや音楽、映像制作まで、プロンプトを入力するだけで多様な作品が生成可能です。これにより、高精度の作品を低コストで生み出すことができる一方で、従来の人間による創作物の存在価値が問われています。

Nega/squaredの「updatE」は、こうした状況を背景にして生まれました。AIが人間の作品を模倣し、さらには学習することで、将来的には人間が作成したアート成果物が「古いもの」と見なされる日が来るのかもしれません。果たしてそのような時代でも、真の「クリエイティブ」が存在し続けるのか。この疑問が今回のテーマの核心です。

「updatE」のリリース情報

2024年12月28日、Nega/squaredの新曲「updatE」が配信される予定で、作詞・作曲は彼ら自身によるものです。この新譜は、AIによる生成物に対抗する形で、あくまで人間の思考と感情に基づいた「音楽」を追求した結果だと言えます。リリース同日にはYouTubeにてミュージックビデオも公開されますので、ぜひチェックしてみてください。

楽曲の詳細

- 配信日: 2024年12月28日（土）
- ダウンロード＆サブスクリプション: こちらから

Nega/squaredのプロフィール

Nega/squaredは、2019年に始動した音楽プロジェクトで、音楽そのものよりも人間性を排除した純粋な音楽表現を追求することを目指しています。音楽とアーティスト性の本質を問い直すその姿勢は、リスナーに新たな視点を提供します。これまでに、「Nega/squared」「Void」「ELLA」「ID」「バイナリー」など、多くの作品をリリースし続けています。