オーディオストック代表の西尾周一郎さん、EY大賞受賞でクリエイター支援を強化

オーディオストック代表の西尾周一郎がEYアントレプレナー大賞を受賞

2025年10月10日に開催された「EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー 2025 ジャパン中国地区大会」において、株式会社オーディオストックの代表取締役社長西尾周一郎氏がChallenging Spirit部門で大賞を受賞しました。この栄誉は、創業以来のクリエイターサポートに向けた強い理念と事業の成果が反映されたものです。

受賞の背景とコメント

西尾氏は受賞を受けて、「この度は大賞をいただきありがとうございます。当社はクリエイターのサポートを理念に事業を展開しており、これからもその思いを大切にしていきたい」とコメントしました。実際に、オーディオストックでは2013年のサービス開始以来、100万点以上の音源を取り扱っており、全国の音楽クリエイターが制作した音源を、必要とするユーザーへ提供しています。これにより、クオリティの高い音楽が、幅広いコンテンツ制作に活用される仕組みが構築されています。

イノベーションの重要性

オーディオストックは、クリエイターの収益化に寄与するだけでなく、音楽ビジネスの革新にも積極的に取り組んでいます。そして、その背景にはテクノロジーの力を活用し、クリエイターが持続的に活躍できる環境の構築があると同社は考えています。音楽の使用ライセンスを売買するこのサービスは、映画、テレビ、YouTube、広告、SNS投稿動画、ゲームなど、さまざまな商用コンテンツに音楽を組み込むことを可能にしました。

EYアントレプレナー・オブ・ザ・イヤーの意義

「EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー」は、アントレプレナーの努力と成果を称える国際的な表彰プログラムであり、1986年に設立されて以来、世界中で開催されています。今年で25年目を迎える日本での本プログラムでは、約300名のアントレプレナーが表彰されており、彼らの成功事例は多くの人々にインスピレーションを与えてきました。西尾氏の受賞も、その一環としての大きな意義を持つものです。

未来への展望

オーディオストックは、今後もクリエイターの活動を支援するため、日本における音源ライセンス販売のリーディングカンパニーとして、さらなる成長を目指していきます。市場においては、ストックミュージックの需要が増加し、2028年には約20.3億ドルまで拡大する見込みであるため、同社の役割はますます重要となるでしょう。