『ホフマン物語』上映
2025-03-25 21:16:32

鬼才ダミアーノ・ミキエレットが描く幻想の世界『ホフマン物語』が映画館で楽しめる!

『ホフマン物語』の映画館上映がいよいよ始まる!



オペラファン必見の作品、ロイヤル・オペラ『ホフマン物語』が3月28日から日本全国の映画館で上映されます。本作は、イタリアの鬼才ダミアーノ・ミキエレットによる奇抜でポップな演出が特徴の幻想オペラです。3つの恋模様を描く物語は、視覚的にも聴覚的にも楽しめる要素が盛り込まれています。

映画館で楽しむロイヤル・オペラ



今年の上映は、『英国ロイヤル・バレエ&オペラ in シネマ2024/25』として改称し、全10作品が1週間限定で公開される予定です。最大の魅力は、映画館の大スクリーンと迫力ある音響で、最高峰のオペラを楽しめることです。通常の観劇とは異なる形で、オペラとバレエを体験できるこの機会をお見逃しなく!

鬼才ダミアーノ・ミキエレットの演出



『ホフマン物語』は、フランスの作曲家ジャック・オッフェンバックが最後に手がけたオペラで、その物語は詩人ホフマンの3つの恋の愛憎を描いています。初演から140年以上経った今でも、様々なバージョンが存在する本作ですが、ミキエレットの演出はその中でも特に注目されています。

音楽・映画・舞踊のナビゲーターである石川了氏は、この新しい演出について「挑発的な読み替えで常に論争を巻き起こす」と評価しています。オペラの物語を現代に置き換え、違和感なく観客に伝えることが、ミキエレットの人気の理由の一つなのです。

国際色豊かなキャスト



本作の見どころは演出だけではありません。ペルー出身のスーパーテノール、ファン・ディエゴ・フローレスが主人公ホフマン役を演じ、彼の歌声は圧巻です。また、ホフマンの因縁の相手であるリンドルフ、コッペリウス、ミラクル博士の役をイタリアの名バスバリトン、アレックス・エスポージトが務めています。このキャスティングにより、作品はより深みを増しています。

さらに、オランピア役にはロシアの新進気鋭のソプラノ、オルガ・プドヴァが登場します。石川氏は、この豪華なキャストが映画館の大画面で繰り広げられることが、「英国ロイヤル・バレエ&オペラ」の醍醐味であると語っています。この豪華キャストが、どのように物語に彩りを加えるのか、期待が高まります。

公演情報



『ホフマン物語』は、2025年1月15日に上演され、上映時間は約3時間55分。初めてオペラを鑑賞する方でも楽しめる内容となっており、またどこか懐かしさを感じる演出に仕上がっています。この機会にぜひ映画館で、その魅力を体感していただきたいと思います。

上映期間は3月28日から4月3日まで、TOHOシネマズ日本橋ほか全国で1週間限定の公開です。詳細は公式サイトをチェックしてください。

[公式サイト]

本作に込められた深い意味や感動を、ぜひ劇場で体験してみてください。鬼才ダミアーノ・ミキエレットの素晴らしい演出と、国際的な歌手たちのパフォーマンスが、あなたを待っています。


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