Nakamichiスピーカー評価
2025-12-31 19:25:15

Nakamichi平面磁界型スピーカーの音響特性を評価結果に基づき発表

Nakamichi平面磁界型スピーカー「Krystal Sound Station」音響特性評価



新年のご挨拶と共に、Nakamichiが関心を寄せられている平面磁界型スピーカーシステム「Krystal Sound Station」の最新の音響特性評価結果を公開しました。昨年は多くの応援のおかげで、GREEN FUNDINGプロジェクトにおいて支援総額が1,141万8,000円を突破しました。

1. プロジェクトの概要



「Krystal Sound Station」は、平面磁界型スピーカーシステムを基にした音響技術を追求しており、今回の評価結果は試作ユニットの基礎性能を確認するために行われました。この評価では、スピーカーユニット単体の音響特性を実測データで検証し、以下の条件で行われました。

  • - ユニット:150mmの平面磁界型プッシュプル駆動スピーカーユニット(初代試作機)
  • - 測定距離:1m
  • - 駆動条件:1.41Vと2.0V
  • - 評価項目:インピーダンス特性、周波数応答、歪率特性
  • - 測定範囲:可聴帯域(約20Hz〜20kHz)

2. 音響特性の評価結果



インピーダンス特性



試作ユニットのインピーダンス測定からは、可聴帯域全体にわたり、約4Ωを中心とした滑らかで安定した特性が確認されています。特に顕著な共振挙動は見られず、電気的特性が非常に安定しています。

周波数応答



次に、周波数応答測定では、約1kHzから8kHzの中高音域において、±3dB以内の安定性が確保されました。これにより、音圧分布の均一性と再生特性の安定性が示されており、特に人の声を再生する際にその特性が発揮されます。さらに、10kHz以上の高音域でも明瞭な音の存在が確認され、高域のディテールを繊細に表現することが可能です。

歪率特性



また、200Hz以上の中高音域においては歪率が非常に低く抑えられており、クリーンで高品質な音の再生が実現されています。ただし、100Hz以下の低音域では、大振幅駆動時に歪率が少し上昇する傾向が観察されました。これらの結果から、平面磁界型プッシュプル構造が高い線形性と安定性を持つことが実証されています。

3. 店頭展示情報



現在、実機展示が行われている店舗の情報です:
  • - 会場:蔦屋家電 二子玉川店
  • - 期間:2025年12月23日~2026年1月22日
  • - 営業時間:10:00~20:00
  • - 住所:東京都世田谷区玉川1丁目14-1

この機会に、ぜひ実際の質感や構造を体験してみてください。

4. 技術的背景



本スピーカーは、約0.006mmの非常に薄いPET振動膜と高磁力のネオジム磁石(N48)を採用し、非線形歪みを抑えつつ、均一な駆動力を実現しています。こうした技術が優れた音響特性を生み出しています。

5. 今後の展開



本評価結果は、試作の基礎性能を確認するものであり、Nakamichiは今後もこの結果をもとに製品化に向けた開発を進めていきます。引き続き、最新の技術情報をお届けする予定ですので、ご期待ください。


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