淡路島で体験型アートイベント「サキアアートデイズ」の魅力を探る

淡路島の旧尾崎小学校で開催される「サキアアートデイズ」は、地域の文化とアートが融合したユニークな体験型イベントです。2025年9月21日には、特別に「瓦の音楽祭」が行われます。兵庫県と淡路市からの後援も受けたこのイベントは、地元文化の発信につながる重要な取り組みです。

体験型の魅力「瓦の音楽祭」

「瓦の音楽祭」は、淡路島の伝統工芸である「淡路瓦」を楽器として利用した、参加型の音楽イベントです。作曲家の野村誠氏がワークショップを指導し、参加者は自ら瓦を叩いたり擦ったりして音楽を創り出します。このワークショップは12時から行われ、誰でも無料で参加可能（要事前申込）です。

最終的には、ワークショップで作った音楽を披露するコンサート形式の発表が行われ、参加者のアート体験がクライマックスを迎えます。地元の資源を新たな形で活用する試みは、多くの人々に新しい発見をもたらすことでしょう。

Spark Art Nightでのインタラクティブ体験

同日夕方には、ファーストイノベーションが担当する「Spark Art Night」も予定されており、光るバルーンやシャボン玉が夜空を彩ります。この幻想的なプロジェクトでは、来場者が参加者としてその演出を楽しむことができる、インタラクティブな体験が用意されています。また、入場は無料ですが、バルーンに関しては事前予約をおすすめしています。

地域共創の場「SAKIA」

「サキアアートデイズ」を主催する株式会社バルニバービは、淡路島に深く根ざした地域文化の創造を目指しています。旧尾崎小学校を再生し、飲食や教育、アートを融合した複合施設「SAKIA」として地域と共に発展してきました。兵庫県と淡路市の後援は、この取り組みに対する地元自治体の共鳴を示しており、一層の地域共創を期待させます。