世界を舞台に挑むMiyu、CAAとエージェント契約を結ぶ
世界的に知られるストリートダンサーMiyuが、アメリカの大手エージェンシー「Creative Artists Agency(CAA)」と契約を結び、日本人ダンサー初のエージェント契約を発表しました。CAAには、MLBドジャースで活躍する大谷翔平選手や有名俳優のブラッド・ピット、アン・ハサウェイが所属するなど、その名声は高く、Miyuの新たな挑戦に大きな期待が寄せられています。
Miyuのダンスキャリア
Miyuは、キッズダンサー時代から国内外でのバトル大会で実力を示しており、特に2017年には19歳という若さで「JUSTE DEBOUT 2017 WORLD FINAL」で世界チャンピオンに輝きました。この成功は彼女に国際的な名声をもたらし、ダンスシーンにおける彼女の地位を不動のものとしました。
しかし、Miyuはダンサーとしての社会的地位の低さを痛感し、様々な分野とのコラボレーションを通じて、その改善に努めてきました。ファッション、音楽、アート、テクノロジー、教育、行政といった多岐にわたる領域で積極的に活動し、ダンサーとしての可能性を国内外に広めてきました。
ブルーノ・マーズとの共演
2024年8月、Miyuは世界的スーパースターであるブルーノ・マーズから直接指名され、「ドン・キホーテ」のCMで振付と共演を果たしました。この機会は、彼女がダンサーとしての枠を超え、アーティストとしての道を確立するための重要なステップとなりました。Miyuはロサンゼルスと東京の2拠点で活動し、今後さらなる挑戦を続けることを決意しています。
新ビジュアルの公開とその意義
新たに公開されたMiyuのビジュアルは、スタイリストの服部昌孝氏とのタッグによって生み出されました。服部氏は多くの有名アーティストや俳優を手掛けるクリエイターとして、ファッションシーンでもその名を知られています。Miyuが表現する新たなビジュアルは、ただのダンサーやモデルではなく、「Movement Artist」としての彼女の新しい活躍を予感させるものとなっています。
Miyuのコメント
Miyuは、「ドジャースの大谷選手や山本選手の活躍を見て、日本からファンがアメリカに集まる様子を実感しました。自分も多くの人を惹きつけられるダンサーになりたい。そのために、自分自身を魅力的に磨いていきたい」と抱負を語っています。
また、ビジュアル撮影についても、「プロフェッショナルの方々と共に刺激的な体験を得た。ダンサーとしてファッションの世界で自分を表現する挑戦を続けていきたい」と感謝の意を示しました。
服部昌孝氏のコメント
服部氏はMiyuとの初対面の際、既にワールドチャンピオンとしての地位を確立していた彼女に感銘を受けたと語ります。「Movement Artist」としてダンスとファッションを融合し、彼女の素敵な笑顔やチャームを伝えるビジュアルを目指しました。服部氏が彼女の魅力を引き出すために行った努力は、世界に向けた表現として高く評価されています。
Miyuの今後の展望
今後Miyuは、CAAとの契約を通じてグローバルな舞台でさらなる活躍を目指しています。「不可能を、可能に。」をモットーに、彼女の挑戦は今後も続いていくことでしょう。ダンスシーンだけでなく、彼女自身の成長と進化を楽しみにしている多くのファンにとって、Miyuの活動は目が離せない存在となるに違いありません。