平和を願う音楽の祭典、「ヤン・レツルの日」
広島市中区に位置するおりづるタワーでは、2025年に開館110周年を迎える「旧広島県物産陳列館」、現代の原爆ドームにちなんだ特別企画が開催されます。このイベントは、チェコ出身の建築家ヤン・レツル氏の功績を称えるもので、戦後80年という意義深い年に広島の平和への想いを音楽を通じて発信するものです。
特に注目されるのが、広島出身の音楽家、沖田孝氏による楽曲「We love the EARTH from HIROSHIMA」。この曲は、沖田氏が約20年間にわたり奏でてきた作品であり、広島の魅力を伝える心温まるメロディーが特徴です。沖田氏はこれまでにも、音楽を通じて「平和と希望のメッセージ」を届けてきました。
イベントの詳細
イベントは2025年8月15日(金)に開催され、時間は13:00から18:00までです。おりづるタワーの12階にあるおりづる広場が会場となり、以下のプログラムが予定されています。
- - 13:00 - 13:30 開会セレモニー
- - 13:30 - 14:30 Mebius+藤江潤士
- - 14:30 - 15:30 万貴音
- - 15:30 - 16:30 佐々木リョウ
- - 16:30 - 17:30 香川裕光
- - 17:30 - 18:00 沖田孝司+沖田千春
このイベントは「マイ・ハート・コンサート」推進委員会とおりづるタワーの主催で、広島県や広島市をはじめとする多くの団体が後援しています。音楽の力で広島の平和と希望のメッセージを伝えることが、このイベントの目的です。
音楽の温もりと広島の風景
沖田氏の音楽には、広島の風景や四季、人々の暮らしと共に生まれた温かさが込められています。特に、「We love the EARTH from HIROSHIMA」は、来場者の心に寄り添う曲として知られており、未来への希望を託したメッセージが込められています。
おりづるタワーからは、ヤン・レツル氏が設計した「旧広島県物産陳列館」が見渡せ、穏やかな音楽が流れる中で、広島の“今”と“これから”への思いを巡らせることができる貴重な体験ができるでしょう。
来場者への開放
おりづるタワーは、展望台と物産館の営業も行っており、大人2200円、中高生1400円、小学生900円、幼児(4歳以上)600円の入場料が設定されています。平和を願うこの特別な演奏会を鑑賞するには、展望台への入場が必要です。音楽の持つ力を感じながら、広島の歴史と文化を味わえる訪問を是非お楽しみください。
このように音楽を通じて広島の歴史や平和への思いを共有する特別な機会が、広島の地で実現します。平和のメッセージが音楽によって広がり、多くの人々に届くことを願っております。