音の未来を探究
2025-12-18 11:34:29

JUN MUSIC展で体感する最先端の立体音響と音の哲学

JUN MUSIC展:EXTREME IMMERSIVE DAY に潜入!



2025年10月5日、城西国際大学で開催された『JUN MUSIC展:EXTREME IMMERSIVE DAY』は、音の新たな地平を切り開く貴重な体験の場となりました。このイベントは、有限会社ユージンプランニングによってプロデュースされ、作曲家の片倉惇が率いる音楽クリエイターユニット「JUN MUSIC」によって実現されたものです。特に、立体音響技術を用いた様々なプログラムが展開され、来場者は音の概念に挑戦する機会を得ました。

イベントの目的


本展は、最先端のイマーシブ・サウンドデザインを体験できる場所として設けられ、EXPO 2025での作品や東京オリンピックなど、これまでのプロジェクトを知ってもらうことを目指しています。また、「音を聴くとはどういうことか?」といった問いを通じて、聴く行為の深い理解を促進することを意図しています。

プログラムの内容


1. EXTREME IMMERSIVE LIVE


初めに訪れたのは、立体音響を使ったライブパフォーマンスです。舞台中央のボーカルと周囲の演奏者たちが奏でる音楽は、観客が自由に動き回ることで、各場所で異なる音の体験が可能になっています。来場者からは「こんな自由な体験は初めて」との声もあり、音楽の楽しみ方が多様であることを再認識しました。

2. 立体音響のための作品「ne/sin」


次に体験したのは、片倉惇による作品「ne/sin」です。この作品では、巨猫が巣としている遊園地の中で、音楽が鳴り響き、聴くものの想像力をかき立てています。参加者は五感を使って音楽を体験し、「このような音楽がもっと広まってほしい」との期待の声も上がりました。

3. 立体音響の歴史展


音と人の関わりを立体音響の視点から学ぶ展示も見どころでした。紀元前の神話から現代のイマーシブ作品まで、幅広く深い知識を享受できたことが印象深かったです。学生達にとっても新しい作品を生み出すインスピレーションの源になることに期待が寄せられました。

4. オフィスサウンドデザイナー


新たな音環境改善サービスの提案も行われ、これからの仕事空間に革新をもたらす可能性があると感じました。ここでは、ただの騒音緩和だけでなく、作業音による空間の仕切り方など新しいアプローチが紹介されました。

5. サウンドアートプロジェクト「NALIL」


最後に、参加者が音に触れ、自身の感覚と向き合う時間を設けるNALIの展示も印象深いものでした。参加者からは、どこか異次元に行ったかのような感覚を得たというコメントが寄せられていました。

産学協働の意義


本イベントは産学連携の一環として、学生たちが実際に音響技術に触れる機会を提供しました。次世代のクリエイターを育てる大切な試みとして、今後の音楽シーンを担う新たな人材が育っていくことが期待されます。

イベントの概要


  • - 日時:2025年10月5日(日)随時開催
  • - 場所:城西国際大学 東京紀尾井町キャンパス3号棟
公式ページ

このように多岐にわたるプログラムを通じて、参加者は音楽の未来を感じることができ、今後もJUN MUSICの活動に目が離せません。


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