立川で楽しむ音楽と文化のコラボ企画「たちかわ第九」特設コーナー登場

立川で特別な音楽体験を！

2025年12月22日（月）、立川市で行われる音楽イベント「第1回たちかわの第九」に関連し、立川市に根ざした泰明堂書店に特設コーナーが設けられます。この特設コーナーは2025年12月30日までの期間限定で、音楽の楽しさをより身近に感じてもらうことを目的としています。

特設コーナーでは、アマチュアオーケストラ「Musica Promenade」の代表であり、指揮を担当する瓦田尚さんが選書した書籍が並ぶ予定です。書籍のテーマはもちろん「第九」やベートーヴェンに関連するものが多く、物語や映画化、マンガ化された作品も取り揃えています。そのため、音楽に詳しくない方でも、気軽に楽しむことができる内容になっているのが特徴です。

また、特設コーナーの中には、見た目にも美しい「音のでるしかけえほん」が展開されており、リボンがあしらわれた絵本はインパクトがあります。手に取ることで心が弾み、贈り物としても非常に喜ばれるアイテムです。

泰明堂における印象深いエピソード

泰明堂の店主である山内美予さんは、この特設コーナーの設置期間を通じてお客さまと素敵な交流が生まれていると語ります。特に、チケットを求めて来店するお客さまに対して、「一緒に第九を歌いましょう！」と呼びかけると、参加者の中から合唱団に加わる方が現れ、自然な流れで音楽の輪が広がっているようです。

「第1回たちかわの第九」は、地域の音楽文化を盛り上げるだけでなく、店の雰囲気を一層特別なものにしていると感じています。」と山内さんは話します。12月22日の演奏会当日には、会場内でも物販ブースを設置予定で、普段はあまり出店しない泰明堂にとって特別な機会となります。

合唱団の挑戦

一方、今回のイベントに参加する合唱団のスタッフは、「歌いたい！」という情熱から参加を決意しました。初めての舞台でドイツ語の歌詞に挑戦するのは大きな挑戦ですが、彼らは「楽しんで歌うことが一番大事！」という姿勢で日々の練習に励んでいるとのこと。

立川市の音楽文化の発展

「第1回たちかわの第九」の開催の概要は以下の通りです。

- 日時: 2025年12月22日（月）18:00開演（17:30開場）
- 場所: たましんRISURUホール大ホール（東京都立川市錦町3丁目3-20）
- 入場料: 一般1,000円（高校生以下無料）
- 主な曲目:

- オッフェンバック／喜歌劇「天国と地獄」序曲
- レハール／喜歌劇「メリー・ウィドウ」より「ヴィリアの歌」
- ビゼー／歌劇「カルメン」より「ハバネラ」「闘牛士の歌」
- プッチーニ／歌劇「トゥーランドット」より「誰も寝てはならぬ」
- 野田洋次郎（RADWIMPS）／「正解」
- ベートーヴェン／交響曲第九番より第四楽章

- 出演者:

- 管弦楽: Musica Promenade
- 合唱: たちかわ第九合唱団
- 指揮: 瓦田尚

この特設コーナーと「たちかわの第九」は、立川で文化活動を行う市民団体「Raise the STREAM」による取り組みの一環であり、市民が音楽を通じて繋がる機会を提供するものです。音楽と書籍を通じて文化に親しむ素晴らしい機会をぜひお見逃しなく！