世代を超えたアートセッション「Freestyle Session Club」の新たなる挑戦

新世代のアートセッション「Freestyle Session Club」始動

日本でのアート・カルチャーを再構築する新プロジェクト、「Freestyle Session Club (FSC)」が始動します。このイベントは、音楽・映像・ダンス・芝居・トークなど、様々なジャンルを横断する参加型のアートセッション。音楽アーティストのDan Mitchelが中心となり、過去に渋谷で29回開催された越境型企画「Freestyle Session Party (FSP)」をブラッシュアップし、2年ぶりに新しい形で復活します。

このプロジェクトの目標は、全12回シリーズの構成によるイベント番組化を実現し、ユニークな日本のコンテンツを海外に発信することです。FSPで人気を集めた企画、例えば「即興の生演奏劇伴をつける演劇」や「DJとの生楽器セッション」、「朗読劇とパントマイムのコラボ」など、多彩なアイデアが展開される予定です。さらに、Dan Mitchel自身がインタビューを通じて若者の想いを引き出し、俳優たちがそれをモノローグで表現する企画や、参加者全員で即興曲を作るセッションなど、他にはない創造的なアプローチも見逃せません。

パイロット版イベントの概要

まずはパイロット版として、2026年1月22日18時30分より渋谷の7th Floorで開催されます。このイベントの入場料は5,000円、30歳以下の方は3,000円となっており、クラウドファンディングを通じて制作費100万円を調達することも重要な側面です。購入者には「前売り券」が提供されます。

すでに出演が決定しているアーティストには、Gai Seki (Perc)、石井ひなた (Key&Sax)、影田穂高 (Ba)、AiMii (DJ)、亜衣子 (MC&女優)、Jasmine Mazlika (Dance)、Andrew HK (Piano)、浦野運己 (俳優&剣舞)、山川権 (PA)、前川達彦 (映像)など、多彩な才能が揃っています。今後も出演者は続々と発表される予定ですので、詳しくはDan Mitchelの公式サイトをチェックしてください。

クラウドファンディングの詳細

現在、クラウドファンディングは進行中で、リターンには「オーダーメイド目覚ましボイス (7,000円)」や「なんでも相談ミッチェル (オンライン90分、15,000円)」、「お試し家庭教師 (対面90分、25,000円)」、「マンツーマンボイストレーニング (全10回、250,000円)」、「インタビュー対談動画制作 (500,000円)」など多岐にわたるユニークな特典が設定されています。これらはすべて、Dan Mitchelの幅広い才能を活かしたものとなっています。

連動イベントと未来のビジョン

また、Dan Mitchelは並行して全国ツアーを実施中で、各地で才能あるアーティストとの出会いを重視しています。これにより、オープンなコミュニティが全国で活性化し、より多様な個性が集う場を創出することを目指しています。この活動は、単なるイベントに留まらず、社会的な現象へと発展することが期待されています。中心となるのは、Dan Mitchelの理念である「遊び心をもって自己を拡張し、美学の精神を極めることにより、調和と共鳴を目指す」という考え方です。