ヤマハが新しいオーディオインターフェースを発表
ヤマハ株式会社は、音楽制作やレコーディングに最適なオーディオ/MIDIインターフェース『URX-Cシリーズ』とオーディオインターフェース『UR-MK3シリーズ』を10月9日に発売しました。これらの製品は、ドイツのスタインバーグから引き継いだ優れた技術と性能を元に、それぞれのユーザーにとって非常に使いやすい機能が盛り込まれています。
URX-Cシリーズの特長
ハイグレードな音質
『URX-Cシリーズ』は、最大32-bit整数/192kHzのオーディオ分解能を持ち、特にD-PREマイクプリアンプの搭載によってクリアで奥行きのある音質を実現しています。このシリーズは、6入力/4出力モデルの『URX44C』と2入力/2出力モデルの『URX22C』の2種類が用意されています。高性能なDSPミキサーとDSPエフェクトが備わっており、低遅延での音楽制作が快適に行えます。特に、リアルタイムでのモニタリング環境が強化されており、ユーザーはストレスなく録音に取り組むことができます。
直感的な操作性
このシリーズには、専用のコントロールアプリ「dspMixFx for URX-C」が付属しており、チャンネルゲインやパンの調整、エフェクトの適用が直感的に行えます。シンプルで分かりやすいユーザーインターフェースにより、初心者でも容易に操作が可能です。
高度な配信機能
さらに、URX-Cシリーズには、PC内の複数のオーディオアプリケーションを同時にコントロールできるマルチオーディオストリームドライバーも搭載しています。これにより、配信される音のバランスも柔軟に調整でき、よりプロフェッショナルな音質の配信が可能となります。
UR-MK3シリーズの特長
軽量でコンパクト
一方、UR-MK3シリーズは、持ち運びに最適な軽量・コンパクトな設計が魅力です。数量が少ないプロジェクトでも活躍できるエントリーモデルとして、音楽制作やレコーディングを手軽に行うための機能が充実しています。
高性能なマイクプリアンプ
エントリーモデルでありながら、UR-MK3シリーズは最大24-bit/192kHzの録音・再生に対応。高性能マイクプリアンプを備え、ディテールのある音をしっかりと捉えることができます。また、レイテンシーフリーのダイレクトモニタリング機能により、リアルタイムでの確認もストレスフリーで行えます。
ループバック機能で配信もスムーズ
配信に便利な「ループバック機能」が搭載されているため、楽器の演奏やPCで再生中の音声をひとつの信号にまとめて配信することも可能です。さらに、インプットにはミュートスイッチがあるため、ライブ配信中にもトラブルを回避できます。
まとめ
両シリーズとも、macOS、Windows、iOSデバイスに対応しており、ユーザーはどんな環境でも快適に作業を行うことができます。さらに、音楽制作ソフトウェア「Cubase AI」が付属しており、購入したその日から音楽制作を始めることができるのも大きな魅力です。ヤマハの新たなオーディオ機器は、これからの音楽制作に新しい可能性をもたらすことでしょう。これからも注目の機器です。
詳しくは、各製品の公式サイトもぜひご覧ください。