神田外語大学にてタイ伝統音楽の魅力を体験する特別公演が開催

神田外語大学でタイの伝統音楽公演が実現

2025年5月12日、千葉市にある神田外語大学で、タイの名門チュラーロンコーン大学の伝統音楽ユースオーケストラ「ChaiYo」を迎えた特別公演が行われます。この公演は、タイの古典音楽や舞踊の魅力を伝えることを目的としており、伝統芸能を学ぶ若者たちが来日し、華やかで情熱的なパフォーマンスを披露する予定です。

このイベントは、神田外語大学とチュラーロンコーン大学の学術連携の一環として実現しました。2020年に締結された学術交流協定(MOU)の下、音楽教員の交流や学生の派遣など様々な取り組みが行われており、今回の公演もその成果として位置づけられています。

タイの文化を日本で体験するチャンス

チュラーロンコーン大学は、1917年に設立されて以来、タイの最高学府として学術と芸術の分野で優れた人材を輩出してきました。この大学から40人以上の学生が日本に来て、オーケストラ演奏と民族舞踊を通じて、タイの多彩な文化を披露します。第1部では「ホームローン・チャルーム・ワチララート」や舞踊劇「メークラーとラームスーン」、そして「チャオプラヤー〜時と文明の流れ〜」など、多彩なプログラムが用意されています。さらに、第2部では、タイの伝統的な生活様式を描いた舞踊劇や、民族舞踊もお楽しみいただけます。

この特別公演は、神田外語大学の学生および教職員はもちろん、地域住民にも無料で公開されます。事前申し込みが必要ですが、多くの方々に地域文化を体験してもらうための開かれたイベントとして位置づけられています。誰でも参加できるため、多文化理解を深める貴重な機会となることでしょう。

懇親会で学生同士の交流

公演の後には、神田外語大学の学生とチュラーロンコーン大学の学生を対象にした懇親会も開催されます。この懇親会では、観客同士が言語や文化の壁を越えて交流し、音楽や芸術を通じたつながりを深める貴重な場となります。神田外語大学内の「ドントリー・ラムタイ愛好会」による伝統楽器の演奏や舞踊パフォーマンスも予定されており、参加者はさらに豊かな文化体験を得ることができます。

このように、神田外語大学で行われる特別公演は、タイの伝統文化を体感できるだけでなく、地域と大学が一体となって多文化理解を促進する貴重な機会です。公演に参加したい方は、先着順での申込みが必要となるため、早めの申し込みをお勧めします。